小栗旬と山田孝之でスマホCM「山田の機能がすごい」

小栗旬と山田孝之が5日、都内で行われた、スマートフォン「arrows NX F-01K」の新CM発表会に出席した。

2人がCMで演じるのは、真面目タイプと野性味のある刑事というデコボココンビ。CM第1弾の「追跡」篇では、雨の中犯人らしき影を全力で追うが、山田演じる刑事がスマホを落として画面が割れ、犯人も取り逃がす。

 山田は「(捕まえる)チャンスはまだある」ときっぱり。小栗は「山田君とも話していたんですけど、せっかくこういう形でできたので、みなさんに愛されて、長くCMを続けていければ、いつか捕まえられる時もあるんじゃないかと思いますけど、しばらく捕まえられない日々が続けばいいなと思っています」。

 公私ともに交流があり、共演した作品もあるが、CMで共演するのは初。トークショーでは、ムチャぶりをしたりツッコんだり、さらには冗談を飛ばしたりと、和気あいあい。

 スマホが割れた経験はあるかと聞かれると、2人は顔を見合わせてニヤニヤ。

 口火を切ったのは山田で「まさにですね……あれは、どのくらい前でしたっけね……旬くんにいきなり“孝之、バッティングセンター行こうぜ!”って誘われてバッティングセンターに行ったんですよ。確かその日か前日(スマホを)変えたばかりだったんですけど、車を降りるときに落としてしまって画面がバカ―ッといって……すごいヘコんだんです。そのままバッティングセンターにはいったですけど、終わってすぐ帰りました。俺がヘコんでいたから旬くんが“ごめんな、俺がバッティングセンターに誘わなければ。本当にこめんな”って。俺もヘコんでごめんねって。あの時、arrowsだったら!」

 小栗は「移動しているときに買い替えたとか話してたばっかりだったんで、結構バキバキになってたから。とりあえずバッティングセンターには行ったんですけど、気が気じゃないだろうなって思ってたんですよね」と、振り返った。

 頻度は減ったというが、連絡は取りあうという。

 小栗はグルメな山田から情報を聞き出すことが多いといい、「いろんなおいしいお店を知っているので、いつもとは違うものが食べたいという時に連絡したりします。山田君は、一緒にご飯を食べようっていう時にも、“今日、旬くんはどんな気分ですか”っていくつかジャンルを送ってきてくれたりするんです。あれは結構すごい機能だと思うんですよね」。すかさず山田は「……機能?」と、聞き返していた。

「山田君といるとなかなか幸せな時間を過ごせる」と、小栗。「2人でこんな形でできるのは感慨深いねなんて言いながら撮影をしていて、楽しく臨まさせていただいた現場でした。これからも『割れない刑事』を続けていただけるように応援していただけたらと思います」
 
 山田も「初めて出会ったのは18年ぐらい前、仕事をしたのもたぶん14年ぐらい前で、こんなに長く一緒に仕事をする中になるとは思わなかった。今見ていただいたように、呼吸はバッチリです。まだ見ていないCMもどんどん発表になっていくと思うので楽しみにしていただければ」と話し、締めくくった。

 「追跡」篇は6日からオンエア。CMやムービー、端末についての詳細は、http://www.fmworld.net/product/phone/arrows/warenai-deka/ で。