モテ男・向井理、実はモテない!?

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写真は左から、新城毅彦監督、加藤夏希、大政絢、山本裕典、北川景子、向井理、五十嵐隼士、賀来賢人、挿入歌を歌うsweetbox

 映画『パラダイス・キス』(6月4日公開、新城毅彦監督)の完成披露試写会が31日、渋谷のC.C.Lemonホールで行われた。北川景子をはじめ、向井理、山本裕典、五十嵐隼士ら主要キャストが登壇、ヒロインを演じる北川は「ポジティブなものを与えられる作品。セリフにも注目してほしい」と2000人の観客にあいさつした。

 映画は矢沢あいの人気コミック『Paradise Kiss』が原作。大学受験を目指していた普通の女の子・紫があるきっかけでモデルを目指すストーリーだ。学園一の天才・ジョージ、同級生・徳森との恋愛模様も見どころのひとつ。
 向井理が演じるのは、デザイナーになる夢に突き進み、紫を振り回すジョージ。向井は「楽しんで演じられました。(普段の恋愛は)あんまり振り回すほうではない……いや、実際は振り回すほうですがジョージほどではないので(笑)」。居心地の悪そうな苦笑に会場から黄色い声援が飛んだ。しかしコミックでも映画でもジョージはモテるのに、女性共演者たちの見方は違ったようで、北川、加藤夏希は、「振り回されるのが苦手」とジョージよりもヒロインを優しく見守り続けるジョージとは正反対の徳森(山本)のほうがいいとコメント。「……人気ないんだな」とボソッと言った向井に、「私がいるわよ」とイザベラ役の五十嵐が熱っぽい視線を送って励ましていた。