なでしこジャパンが女子W杯で快進撃!! 初のメダル獲得

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会でなでしこジャパンが快進撃を見せた。

 予選リーグをグループ2位で突破したなでしこは9日、準々決勝でW杯2連覇中で北京五輪では3位決定戦でメダルの夢を打ち砕かれた強豪ドイツと対戦。しかしなでしこは前線からのプレスを徹底しドイツの猛攻をしのぐと、延長後半3分、MF澤穂希のスルーパスから途中出場のFW丸山桂里奈がゴールを決め、1.0で宿敵ドイツを破る。

 勝てばメダルが確定する13日の準決勝スウェーデン戦では、前半10分、パスミスから先制点を許すも、その9分後には今大会初スタメンのFW川澄奈穂美が宮間のセンタリングに飛び込み倒されながらも右足で押し込み同点に。後半15分にはゴール前の混戦からGKのはじいたボールを澤がヘッドで決め逆転。澤はこのゴールで大会得点王に並んだ。19分には川澄が飛び出したGKの位置を冷静に見極め35メートルのロングシュートを決め、3.1と突き放した。

 これで悲願のメダルを確定させたなでしこは17日(日本時間18日未明)の決勝でアメリカと対戦した。本紙では来週号で決勝の模様をお知らせします。