野菜がつくる美しいカラダ

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撮影・蔦野裕/ヘアメイク・合田和人(D-GO)/スタイリスト・大嶋みか(アイランド)
タンクトップ付きブラウス9975円、デニム1万6800円(共にmanics 03-6738-3855)


長谷川理恵さんに、仲良しの船山シェフが野菜の栄養たっぷりの料理を提供。短時間でできるプロの技を伝授する。

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船山(以下、船)「今日は、理恵さんのためにヘルシーな鶏肉と野菜をたっぷり使った"鶏肉と野菜のバスク風"を作りました」

長谷川(以下、長)「ありがとうございます。船山シェフは、素材を生かした料理が得意なので、とても楽しみです。いつも直接農家に行って、おもしろい食材を持ってきてくれたり、すごく勉強になっています。今日は、どんなお料理ですか」

「今回は水を使わない煮込み料理です。理恵さん、ビタクラフトの鍋は使ったことありますか?」

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モデル 長谷川理恵(はせがわ・りえ)
1993年、雑誌『Can Cam』に初登場して以来、多くのファッション誌のモデルとして活躍。2000年よりホノルルマラソンに参加。その後、数々の大会に出場。今年5月にはホノルルトライアスロンも完走。マラソンを始めたことがきっかけで、食に関して興味が芽生え、現在では食育活動も行う。本人プロデュースのカフェ&フィットネス「R's berry」を企画中。

「はい、あります。私も素材から出る旨みを味わいたいので、水を使わないようにしています。その点、ビタクラフトはすごく便利ですね」

「そうなんです。理恵さんも知っていると思いますが、水を入れると、野菜のビタミンやミネラルなどの栄養成分は溶け出してしまいます。普通の鍋は素材が一層構造だったり、底のほうは多層構造でも、側面は一層のものが一般的ですがそれだと熱が下から上へじわじわ伝わり、水分が出る前に焦げてしまったり、熱の通り方にムラができたりしています。でもビタクラフトは、全面多層構造なので熱伝導率が良く、すばやく鍋全体に均一に熱が広がるので、無水調理が可能なんです」

「栄養分が多く残るのはすごくうれしいですね。野菜の旨みと栄養を汁ごといただけるのは、健康にも美容にもすごくいいですし。私も自炊をして、おいしくて栄養価のあるものを摂るように心がけています。ですから、野菜を調理する時はこのお鍋が大活躍しています。野菜の色もすごくきれいに仕上がりますよね」

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シェフ 船山義規(ふなやま・よしのり)
世界各国の郷土料理、特にヨーロッパの料理に強い関心を持つ。土地に根づいた料理、文化が混交した料理の修業を重ね、現在、日本各地でさまざまな農法を営む生産者との交流を通じて本物の食材ありきの料理を追求中。長谷川理恵プロデュースカフェ&フィットネス「R's berry」のシェフを務める。

「そうなんです。熱伝導率がいいし、保温性にも優れているので、短時間で調理ができ、野菜の色もあまり変わらず、見た目にもおいしそうな料理ができるんです。それにお肉も油をひかず、肉から出る油で焼けるんです。それでも焦げないし、肉の旨みがぎゅっと凝縮されすごくしっとりするので野菜だけではなく肉料理の時もぜひ使ってみてください」

「使ったことあります。パサパサにならず、すごくジューシーに出来上がりますよ。それに油を使わないからヘルシーだし、なにより短時間でできるので、忙しい時にもぴったりです。エコにもつながるし、保温性がいいというのは、温め直さなくてもいいから、節約にもなりそうですね」

「まさに! さすがお詳しいですね。今回も中火で調理して、あとは余熱で過熱したので、調理時間もいつもの半分以下でできました。それにガスでもIHでも使えるので、引っ越しやリフォームする時に買い換えの必要もなく、電気だったら年間電気代が約1/4ぐらいになるので、節電が必要な今、すごく注目されている鍋なんです」

「私は野菜が好きなので、この鍋で夏野菜たっぷりのラタトゥイユを作ってみたいな。野菜の栄養たっぷりのお料理は、体を元気に美しくしてくれますから。優秀な調理器具は忙しい女性の味方です」


野菜の栄養を逃さない ビタクラフト

 ビタクラフトは、熱吸収率の高いアルミニウムと保温性にすぐれたステンレスを重ねた全面多層構造の調理器具。熱吸収がよく、吸収された熱が鍋全体にすばやく均一に拡散し、その熱が長時間保たれる。それにより、無水・無油調理が可能になり、素材のよさを生かした調理ができる。また、保温性を生かした余熱料理やオーブン料理など、調理方法は多彩。におい移りもなく、こびりついた汚れも水を入れるだけで、余熱で自然に落としてくれるので、メンテナンスも楽々。熟練した職人の手作りによる一生ものの調理器具。

鶏肉と野菜のバスク風<レシピ>2人分

【材料】

  • 大きめの鶏もも肉(250g) 1枚

  • 玉ねぎ 小1個

  • 赤・黄・緑パプリカ 各1個

  • トマト 中2個

  • 生ハム 2枚

  • ニンニク 1片

  • ローリエ 2枚

  • 赤唐辛子 適量

  • オリーブオイル

  • 塩・こしょう 少々

  • イタリアンパセリ 一束

【作り方】

1. フライパンを中火にかけ、水滴を落とすと玉になってコロコロ転がる状態までフタをして加熱し、塩・こしょうをなじませた鶏肉を皮目を下にして焼く
2. 皮目がパリパリになったら取り出し、オリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れる。ニンニクの香りが出たら、玉ねぎのスライスを入れ、塩をして軽く炒めたらふたをして蒸し煮にする
3. 玉ねぎがしんなりしてきたら、パプリカのスライス、湯むきして串切りにしたトマトを入れ、その上に先ほど取り出した鶏肉をのせ、さらにその上に生ハム、赤唐辛子、ローリエ、オリーブオイルを少量入れて、ふたをしてさらに蒸す
4. 中火でひと煮たちしたら、弱火にして15分ほど煮込み、あとは余熱で5分ほどおいたら完成。最後にイタリアンパセリを散らす。