鈴木寛の政策のツボ 第十七回

希望が未来を導く、U-20女子W杯
 ロンドンオリンピックの熱気も冷めやらぬ中、8月19日からFIFA U-20女子ワールドカップが開催されています。五輪で銀メダルを勝ち取ったなでしこジャパンの勢いを受け継ぎ、ヤングなでしこの皆さんにはぜひ頑張って優勝していただきたいと願っています。

 今大会が我が国で開催されることになったのは、昨年12月のFIFAの理事会でのことでした。開催準備が間に合わなかったウズベキスタンに代わって、かねてからW杯開催で元気を取り戻してというFIFAのご好意もあって、日本が開催国となることが決まりました。ブラッター会長の日本への思いと、なでしこジャパンの皆さんの輝かしい活躍が開催の機運を高めてくれたのだと思います。

 そして今大会は、将来的にW杯やオリンピックを日本で開催するチャンスをつかむための大事な一歩でもあります。国民の関心の高まりや、運営能力の高さなど、いかに日本がスポーツの世界大会を開くにふさわしい場所であるかをアピールする絶好の機会なのです。2020年夏季オリンピック開催地の選考でも日本の運営能力は高く評価されていますから、あとは日本人が持ちあわせているホスピタリティの高さを十分に発揮し、スポーツの世界大会への関心を高めることができれば、W杯招致も現実のものとなる日は近いと思います。
 また、今大会は復興支援の一環として、今大会では宮城スタジアムが会場の一つに選ばれています。FIFAは震災後、約6億円の寄付、1万5000人分のシューズやユニフォームなども寄贈してくださっています。大震災の際に支援してくださった各国のご恩にも報いるためにも、今大会を大いに盛り上げて一段と復興への機運を高めたいと思います。今大会のオフィシャルスローガンは「HOPE LEADS.」です。まさに、希望が未来を導く象徴的な大会になるよう、私も祈願しております。    
(参議院議員)