古田新太、蒼井優は「がらっぱち」

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 劇団☆新感線の人気シリーズ『五右衛門ロック』の第3弾『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』の制作発表が23日、都内で開かれ、主演の古田新太、出演する三浦春馬、蒼井優らが出席した。

 歌舞伎作品などに登場する大泥棒・石川五右衛門を主人公にしたオリジナルストーリーで、日本を舞台に、謎の仏像に刻まれた暗号を巡って、古田演じる五右衛門と三浦演じる名探偵が知恵比べをする。蒼井は五右衛門と一緒に仏像を盗むことになる女盗賊を演じる。

 三浦と蒼井はともに新感線の作品に初参加。すこし緊張気味の春馬に対し、古田は「動けるし、歌えるし。僕は後ろでぼうっと立っているだけでいい。そのあたりは信頼しています」とにんまり。蒼井については「メシ会で何度か一緒になった」といい、「蒼井さんは、テレビや映画で癒し系みたいに思われてますが、本人はがらっぱちなので、今回の役は普段の蒼井さんに近い蒼井さんをお届けできるのではないかと思います」と話した。

 舞台は、歌、踊り、笑い、そして派手なチャンパラアクションを含むが、古田は「チャンバラも歌も踊りもあまり好きではありません。年末年始のいつでもお酒が飲めるときにこういう芝居にかかわって非常に残念な気持ちでいっぱいです。やけくそで頑張りたいと思います」と"らしい"コメント。三浦は「僕はとってもとってもひよっこなので素晴らしい先輩方の胸をかり、どこまで自分のスキルを伸ばせるか、役を突き詰めていけるか、楽しみにしています」、蒼井は「歌があるのでとても緊張しているのですが、どうにか初日までに間に合わせたいと思います。ファンのみなさんにはこれまで通り、いや、これまで以上に楽しんでいただきたいと思います」と話した。

 12月19日から渋谷・東急シアターオーブで。大阪公演もある。