團十郎さん”辞世の句”あった!海老蔵明かす

 歌舞伎俳優の市川海老蔵が19日、東京・羽田空港国際線旅客ターミナルで行われた「2020年オリンピック・パラリンピック開催都市決定200日前記念イベント」のトークショーに出席し、「皆で熱望すれば(開催が)かなう」と呼びかけた。

 10代のときに体操競技の金メダリストが集まったイベントで歌舞伎十八番「暫(しばらく)」を演じたことがある海老蔵は、開会式のアトラクション参加について、「ご縁がありましたら。少しでも何かできれば」と歌舞伎上演に意欲を見せた。

 また、3日に亡くなった父で歌舞伎俳優、市川團十郎さん(享年66)が詩句をパソコンに書き残していたことをこの日知ったと明かした上で、「死を意識した言葉だった。深い内容で父らしいものでした。皆さんにも見ていただければ、と思います」と話した。27日に東京・青山葬儀所で営まれる團十郎さんの本葬で紹介するとみられる。