「これまでと一味違うインド映画」と話題! 『スタンリーのお弁当箱』

20130708b.jpg 現在公開中の映画『スタンリーのお弁当箱』のイベントが5日、都内にて行われ、インドの家庭料理の魅力を語るトークショーが行われた。


 同作は、家庭の事情からお弁当を持ってくることができない少年・スタンリーを主人公に、家族愛や友情を描くハートフルな物語。"お弁当箱"をテーマに、インドの家庭料理もふんだんに盛り込まれているため、「映画を見ているとお腹が空く」「帰りにカレーを食べに行きました」という感想が絶えないという。


 そんな"お腹のすく"映画にちなみ、トークショーには東京カリ~番長の調理主任・水野仁輔と、インド一人旅をきかっけに世界中を旅しているエッセイスト・たかのてるこが登場。「インドのお母さんは、家族の体調を考えてスパイスを調合している」「インドのおふくろのカレーは、お父さん今日調子悪いからターメリック多めにしておこうか、というふうに、毎回(味が)違う」など、インドの家庭料理の魅力やトリビアを披露し、会場を楽しませた。


 さらにそこへ、インド料理ユニット・マサラワーラーが作成した"カレーポスター"が登場。ほうれん草のご飯、ココナッツやゴマ、玉ねぎ、ナスの皮を使ったポスター風弁当の見事さと、おいしそうな香りに、会場は「カレーが食べたい」ムード一色に染まっていた。


 映画は、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開中。アンプラグド配給。

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