NEWS HEADLINE 2013.12.6~2013.12.19

PHOTO OF THE WEEK

 目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

江田新党「結いの党」スタート
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 みんなの党に離党届を提出した江田憲司衆院議員らは13日、新党結成準備会合を国会内で開き、党名や基本政策について協議、17日に新党名を「結(ゆ)いの党」とすることを正式決定した。
 新党にはみんなの党に離党届を出した江田氏ら衆参国会議員14人と無所属の柿沢未途衆院議員の計15人が参加。18日、都内で設立総会を開き、代表に江田氏、幹事長に小野次郎参院議員、政調会長に柿沢氏がそれぞれ就任した。綱領には野党勢力を結集するための「触媒」として、党の発展的解消も辞さないことを盛り込んだ。基本政策は「官権から民権へこの国の形を変える。民間と地域が主役の日本」をスローガンに、「規制改革の断行」「道州制移行で地域主権確立」「原発ゼロ」「現行憲法下で、まずは可能な自衛権行使のあり方を具体化」「消費税10%は凍結」など。

(写真:東洋経済/アフロ)

北朝鮮で“№2”を粛清
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 北朝鮮の金正恩第1書記の叔父で後見人とされた前国防副委員長の張成沢氏(67)が12日、クーデターを画策した「国家転覆陰謀行為」の罪で死刑判決が下され処刑された。
 金正日総書記の死去2年を前に金第1書記は、後継体制の完成とともに「叔父であれ逆らう者は容赦なく処断する」という極めて強硬な姿勢を内外に示した。
 米政府は張氏の粛清を、父の金正日総書記に近い「古い保護者」を排除し、金正恩第1書記の側近を挿入する権力強化の最終段階だと分析。今後、核・ミサイル開発における強硬路線と瀬戸際政策が強まることを警戒している。
 17日に平壌で行われた金正日総書記の中央追悼大会では金第1書記はひな壇中央に着席。処刑された張氏の妻で金総書記の実妹、金敬姫の姿は見られなかった。
 崔竜海朝鮮人民軍総政治局長は昨年同様演説し、金第1書記への忠誠を誓った。今年は座席が金第1書記のすぐ隣に移動し地位の高まりが示された。張氏粛清後、実質的な№2と指摘される。

(写真:Newsbank/KPG/アフロ)

今週の一言


 リオ五輪で55キロ級がなくなり53キロ級で戦うことになった女子レスリングの吉田沙保里「不安はあるが決まったことなのでルールの中でしっかりやっていく」→格闘技は1キロ違うだけで、コンディションが大きく変わる。これからは文字通り、自分との戦いだ。


 都知事選出馬について、東国原英夫前衆院議員が「現時点で都知事選に出馬する計画も予定も無い」(19日、ニコ生での“会見”で)→現時点か…。


 自民党の細田博之幹事長代行が脱原発論を唱える小泉純一郎元首相について「直感で言っている。高レベル放射性廃棄物のことをあまり知らないのではないか」(13日、産経新聞の取材に対して)→そこは言わんとこ。


 楽天の田中将大投手「新たなステージで自分の力を出したい、挑戦したい」(17日、記者会見で)→きっとみんな期待している。



 楽天の立花球団社長「最後の最後まで慰留を最優先に話し合っていく」(17日、報道陣の取材に応じ)→でも、20億円じゃあ、おいそれと「行ってこい」とは言えないわな。



 プロ野球ソフトバンクの来季のスローガン「俺がやる。」(17日に発表)→やれ!



 サッカー元日本代表MF伊東輝悦「自分の中でもう少しプレーしたい気持ちがある」(17日のトライアウトで)→よし!やれ!



「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件で、警視庁に逮捕された渡辺博史容疑者「ごめんなさい。負けました」(15日、逮捕時)→なんでもいいから、捕まった時に笑うなって。


 野田前首相が昨年12月の衆院選について「苦しい選挙だった。すべて私の責任だ」(16日、都内のパーティーで)→言わずもがな。



 仲井真弘多沖縄県知事が名護市辺野古への移設に向けた政府の埋め立て申請について「結論を年内に出せたらと思っている」(13日)→とにかく普天間基地をなんとかしないと。



 アントニオ猪木参院議員が張成沢前国防副委員長が処刑されたことについて「今思えば、ちょっと元気がなかった」(15日、日本テレビの番組で)→猪木さんから見たら、だいたいの人は元気ないですけどね。