腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!小段健男さん

 花粉症に悩む人が多いこの季節、よく耳にするのが“免疫”という言葉。そういえば“ヨーグルトを食べると良い”とよく聞くけど…?というわけでフジッコ『カスピ海ヨーグルト』の担当者・小段さんに話を伺いました。「確かにヨーグルトに含まれる乳酸菌が免疫バランスを整える働きをするということが分かっていますが近年、ある成分が乳酸菌とともに相乗効果をもたらすことが確認されたんです」。ある成分?「EPSといいます。これはクレモリス菌FC株という乳酸菌が作る成分。ある興味深いデータがありまして、実験でアトピー性皮膚炎の炎症に対してステロイドとEPS、プラセボ(偽薬)を投与後、皮膚厚を計ってみたところ、ステロイドとEPSはほぼ同じ結果が出ました。これはEPSがステロイドと同じメカニズムで抗炎症作用を発揮したことになります」。薬とほぼ同じだなんて、すごいですね。「しかもステロイドには免疫を低下させる副作用がありますが、EPSではむしろ免疫が上がっていたんです。EPSは免疫を上げるとか下げるというより、バランスを整えるのだとみています」。そんな成分が入っているのが…「『カスピ海ヨーグルト』なんです。あの独特なねばりの正体がEPSなんです。もともとは、世界の食生活を比較研究されていた家森幸男博士が、長寿国・グルジアのコーカサス地方で食べられていた粘り気のあるヨーグルトを分析のために持ち帰り、そこからフジッコが純正種菌を分離し頒布することで広まりました。ヨーグルトだけでなく種菌やEPSを増やすパウダーなども販売しているので毎日摂取するなら手作りするのもおすすめです」。通常のヨーグルトより低い温度で発酵するので、基本の温度管理と分量が正確なら簡単に増やせるとのこと。免疫バランスを高めて素敵な春を迎えましょう。