都の西北、早稲田の杜で恒例の『稲門祭』開催

 早稲田大学の卒業生やその家族、もしくはスポーツや文化などを通した“早稲田ファン”の親睦を深める場として、早稲田大学校友会が2007年から開催している『稲門祭』が今年は10月18日に早稲田大学で開催された。

 今年のテーマは「The Next Generation!! ステップ・バイ・ステップ、早稲田の未来へ。」。
 早大生は在校時はもちろん、卒業後も深い絆でつながっている。卒業生で組織される団体である『稲門会』は地域、卒業年次、業界別、体育会といったさまざまな種類で組織され、日本国内のみならず、世界各地で結成されるほど。

 この日は卒業後50年目・45年目・35年目・25年目・15年目の節目にあたる卒業生を招き親睦を深める『ホームカミングデー』も合わせて開催されたことから、午前の開場からキャンパスは多くの来場者であふれた。
 大隈講堂で11時45分に始まったオープニングセレモニーを皮切りにキャンパス内の至るところでさまざまなイベントが開催。

 今年のテーマを象徴するイベントである大隈塾稲門祭スペシャル『次世代ベンチャーのトップランナーたち』(写真①)では評論家の田原総一朗氏(写真②)とIT分野の若手経営者がトークセッション。
 株式会社VOYAGE GROUP代表取締役社長兼CEOの宇佐美進典氏の「ネット上ではコンテンツの寿命は3〜5年くらい」という言葉を受け、田原氏が「じゃあLINEも長続きしない?」とLINE株式会社 取締役CSMOの舛田淳氏に質問をぶつけるなど闊達な意見が飛び交った。

 また『ワセジョって何だろう? 世代を超えたワセジョの魅力』(写真③)というパネルディスカッションには野村信託銀行株式会社社長の鳥海(眞保)智絵氏、作家の角田光代氏、元フィギュアスケーターの中野友加里氏というワセジョ3名がビデオ出演。中でも国内銀行初の女性社長である鳥海氏は2014年春の就任当時は多くのメディアの取材を受けたが、今ではめったに取材を受けることはなく、今回は“ワセジョ企画”ということで出演に至ったという貴重なイベントとなった。

 トークイベント、シンポジウムといったやや真面目な?プログラムばかりではない。キャンパスには『早稲田縁日』と題して、地酒「都の西北」といった希少なお酒の格安販売や、各地のグルメを楽しめる模擬店が多く並び、縁日ステージでは和太鼓の演奏やよさこい、果ては落語まで催され、早稲田の多様性を感じさせた。