ノンケが聞きづらいゲイの秘密、ぜんぶぶっちゃけます!!

『オトコに恋するオトコたち—誰も教えてくれなかったセクシュアル・マイノリティの世界』 著者:竜超

 ここ数年、芸能界は“おネエ”ブームにわき、次々と新しいおネエが登場している。だがひとくくりにおネエと言っても、個人個人抱えている状況は大きく異なる。現在、テレビで活躍しているおネエたちは大きく分けると、女装家、ニューハーフ、ゲイといったところだろうか。もちろん、女装家でゲイなど混合型も。そんなよく見かける親しみのある(?)おネエたちをはじめ、最近耳にする“LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)”を含むセクシャル・マイノリティー(性的少数者)について、ゲイマガジンの2代目編集長にして、自身もゲイだとカミングアウトしている竜超氏が、分かりやすく解説。美輪明宏が残した偉大な功績、日本初の同性愛マガジン『薔薇族』の創刊当時の社会背景、そこから現在に至るまでの同性愛者たちの歴史など真面目な文化史があると思えば、ノンケ(セクマイじゃない人、異性愛者)の素朴な疑問にも答えてくれる。例えば「新宿2丁目ってどんなところ?」「オネエご意見番がテレビにたくさんいるのはなんで?」


 さらには「昭和のゲイってどんな人たち?」など、軽いものからかなりディープなものまで盛りだくさん。今まで語られなかった魅惑のゲイワールドの秘密がぎゅっと凝縮された一冊。用語解説もあり、ノンケでも楽しめるエッセイになっている。付録として巻末には『薔薇族』のイラストレーターが描くゲイカップルの日常を描いた漫画も。



【定価】本体1200円(税別)【発行】立東舎