RIZIN 山本アーセンがベストバウト級のデビュー戦
そしてこの日のメーンは桜庭和志vs青木真也という新旧日本人エース対決。まさに“けじめ”にふさわしいカードだった。通常の階級は桜庭が上。5年前にスパーリングしたときには桜庭が圧倒したという過去はあったが、現実はシビアだった。桜庭が見せた攻撃は開始早々に放ったハイキックのみ。青木はタックルからテイクダウンしマウントを取る。ここまで開始1分。以降、青木はパウンドと鉄ついを落とし続ける。必死にしのぎ、時に「まだだよ」と訴える桜庭にストップのタイミングを逸したレフェリー。レフェリーや桜庭のセコンドにストップを促す青木。一本を取って終わらせようにも、そこは頑として許さない桜庭。青木はただただパウンドを落とし続けるしかなかった。やっとタオルが投げ込まれ、TKOで決着。「なぜもっと早く止めないんだ!」と収まらない青木に桜庭が歩み寄り、耳元でなにかを囁くと青木は号泣。大会後の会見場で、桜庭から「これが仕事だよ」と言われたことを明かした青木はここでも試合後のマイク同様に「引退しないでください」と訴えた。

