3・13「WRESTLE-1」KAIがハヤシを強引に同士扱い? 火野が2度目の防衛

アトミックドロップで軽々と持ち上げられるイケメン(撮影・柄本まなみ)
 第2戦を迎えた黒潮“イケメン”二郎の「イケメン試練の七番勝負」。この日の相手は大日本プロレスの関本大介。イケメンは「武藤さんの技をお借りします」という宣言通り、関本の足に攻撃を絞り、ローキックを繰り出すが、試合は基本的に関本のペースで進む。手四つの力比べ、ヘッドロック、拷問コブラツイストと続くパワー殺法にさまざまなバリエーションの悲鳴を上げるイケメンだったが、逆水平に自らのジャケットのすそを持ってのパンチで対抗。カウンターの低空ドロップキックと足攻めを再開するが、足4の字固めをキックアウトされるとアトミックドロップ、ジャーマン、ボディープレスと畳み込まれ、最後は体重を乗せた逆エビ固めでギブアップを喫した。

 試合後、第3戦の相手となる高木三四郎が登場。CEOに就任してバックステージで試合を見ていた高木は「どの会場でも頑張って盛り上げているお前を見て、どうしても試合がしたくなっちゃったんだよ!」とアピールした。CEO就任時に「DDTの選手がWRESTLE-1に上がることはない」と言っていた高木CEOだったが、自らその禁を破った格好。しかし試合後、「今回の試合は点。点は点でも大きな点にしたい。このWRESTLE-1を飲み込むくらいな大きな点にしてやりますよ。(イケメンが)DDTに上がりたいと言っていますが、それはない。というか分からない。武藤社長が言うような点と点がつながって線になるという理論は俺には通用しない。俺はこれをひとつの大きな点にしてやる。点も大きくなれば円になる。円も大きくなれば球になる」と独特の言い回しでイケメン戦の意味について語った。
<<< 1 2 3 4