今年のパラリンピックは大江戸線からはじまる。

NO LIMITS

 パラリンピック競技の魅力を体感できる企画展示『NO LIMITS SPECIAL 大江戸ステーションスタジアム』が、8月25日より都営大江戸線の22の駅構内でスタート! 本展示は、パラリンピックの普及啓発を目的とした東京都パラリンピック体験プログラム『NO LIMITS CHALLENGE』の特別版として開催されるもの。4年後を見据えて、東京2020パラリンピック競技大会の全22競技を、22の駅でそれぞれ紹介。各駅ごとに、実物展示や立体展示、大型グラフィック、光の演出など工夫を凝らしたものばかり。競技や選手の迫力、躍動感を体感しながら、パラリンピック競技をより深く知ることができる。自らに限界を定めず挑み続ける、パラアスリートの魂を感じよう。

8月25日(木)〜9月21日(水)場所:都営大江戸線22駅

〈パラリンピック〉とは—
世界中の障がい者アスリートが目指す“もう一つのオリンピック”

 パラリンピックとは、4年に1度、オリンピックに続いて同じ開催都市で行われる世界最高峰の障がい者スポーツ大会。パラリンピックの“パラ”とは“もう一つの”の意。つまりパラリンピックは障がいのある世界のトップアスリートが集う、もう一つのオリンピックだ。

 パラリンピックに出場する代表選手となるためには、①大会で定められた標準記録を突破する、②世界ランキングの上位に入り出場権を獲得する、③世界選手権大会や地域選手権大会で出場権を獲得する、などの厳しい条件をクリアし、さらに国内の競技団体に選考されなければならない。まさに、ワールドクラスのアスリートだけが出場できる国際競技大会である。オリンピック同様、夏季競技大会と冬季競技大会があり現在、夏季は22競技、冬季は5競技が行われている。ちなみに4年後、2020年に開催される東京大会では、テコンドーとバドミントンが新競技となる。

 パラリンピックスポーツでは、障がいに合わせたルールが設定されている。柔道であれば視覚障がいの選手同士なので相手と組んでから試合を開始する。水泳であれば障がいによって飛び込みスタートが困難な選手は水中から、場合によってはコーチのサポートでスタートしてよい。いずれも難しいルールはほとんど無く、何より試合を観戦してみれば、パラリンピックならではの魅力と感動を感じるはず。リオ大会はもちろん、4年後の東京大会を盛り上げるためにも、リオ大会後も、国内で開催される各競技の大会も観戦してみては。

生で応援してみたい!今後、開催予定の試合をピックアップ

09月22日 車いすテニス『大阪オープン』(大阪府・靱テニスセンター 〜25日)
09月24日 5人制サッカー『東日本リーグ2016』第3節(山梨県・押原公園)
10月01日 ゴールボール『日本ゴールボール選手権大会・男子二次予選大会』
     (東京都・小平市民総合体育館第2ホール 〜2日)
10月20日 車いすテニス『ピースカップ』
     (広島県・広島広域公園テニスコート他 〜23日)
10月21日 馬術『第62回東京馬術大会』(東京都・馬事公苑 〜23日)
10月22日 第16回全国障害者スポーツ大会『希望郷いわて大会』(岩手県 〜24日)
10月30日 陸上競技『第36回大分国際車いすマラソン大会』(大分県)

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