レイザーラモンRG、リリイベで念願の自分の曲熱唱「歌手になりたい人、あきらめないで!」

サッカースタジアムで、オアシスが歌われるように『いただきます』もなってくれたら……とRG

 レイザーラモンRGがファーストシングル『いただきます』の発売記念イベントを、20日、タワーレコード渋谷店で行った。イベントには会場いっぱいの参加者と報道陣が詰めかけ、RGは前夜のW杯の盛り上がりを引き合いに「昨日の渋谷ぐらい人がいっぱいいるね! ありがとう!」と、喜びを爆発させた。

 イベントでは、シングルのカップリング曲で韓国歌謡のトロットにインスパイアされた新ジャンルの楽曲「DO THE パンダッ!feat. MAGiC ‘PANDA’ BOYZ」でパンダへの愛をリズミカルかつ、こぶしを回しながら歌い、表題曲の「いただきます」を羽織の裾をたなびかせながら披露するという熱いライブパフォーマンスで店舗を沸かせた。

 MCでは「今日はたくさんマスコミが来ています。マスコミのために、サッカーのワールドカップに関するあるあるを。サッカーのことを歌えば絶対オンエアしますよね」と、尾崎豊の「I LOVE YOU」に乗せてセネガルのあるある「主食は米食べがち」をとうとうと歌い上げた。さらに、安全地帯の「ワインレッドの心」に乗せ「炭酸飲まない~」とサッカー日本代表の大迫あるあるを歌ってエールを送った。

サッカー関連のあるあるやトークで報道陣に猛アピール。フォトセッションでもサービス精神が旺盛だった

 イベント終了後、取材に対応したRGは、CDのリリースについて「今まで人の曲ばかり歌ってきたので自分の曲だというので緊張しました」と、喜びを爆発させた。

 藤井隆が主催する「SLENDERIE RECORD」からのリリース。CD発売に至った経緯を聞かれ「藤井さんとカラオケとかしているうちに、僕と(椿)鬼奴が、鬼奴が“音楽でメシを食っていきたいね”とボソッと言ってたら、藤井さんがじゃあ動きますと(プロデュースの)m.c.A・Tさんとつなげてくれてました。だから、歌手になりたいと思っている皆さん、あきらめないでください。僕は44歳でデビューしました!」

 楽曲は藤井が想定していたものとは別物だったようだが、「この曲は別のことができる」と作戦を練ってくれ、現在に至ったという。 

 今後について聞かれると、「食育という観点で、究極的には、サカナサカナサカナの(『おさかな天国』)ように、築地や居酒屋、スーパーで常にかかっている曲になればいいなと思っています、というのがひとつ。幼稚園でお子さんと踊ったりもできる。m.c.A・Tさんの本格サウンドは最新クラブDJ、パリピの前でかけてもいける。両方狙ってます」と、前のめりだった。

『いただきます』は発売中。