5度目の防衛ピケオーが試合中のまさかの事実を明かす【6・21 K-1 KRUSH】

試合を終え、笑顔のピケオー
リングサイドの木村とアイコンタクト「なんか俺にやってほしい?」

 最終ラウンドはディフェンステクニックを見せつけるような試合展開だったのだが、「ああいう試合をしている中で、リングサイドに木村選手がいることに気づいて、試合中ではあったが、アイコンタクトで“なんか俺にやってほしい?”って合図をしたら木村選手もああいう動きをした」と試合中にロープを挟んで木村“フィリップ”ミノルとの“会話”があったことを告白。3Rに突如ピケオーが左ボディーブローに右フックとつないで神保がピケオーにしがみつきあわやダウンのシーンがあったのだが、これはまさにそのアイコンタクトが生んだ一撃だったよう。あのシーンについても「神保が自分に寄りかかってきたけれどもダウンはとられなかった」と冷静に振り返った。

 試合後の会見でピケオーは「試合というよりスパーリングだった」と発言したのだが、この日も「自分が何かしようとすると神保は逃げる動きをして、試合というよりもスパーリングのような感じになってきた。それで最終的にスパーをしてパンチを当てるイメージに自分の中でなっていった」と話した。