新海誠監督「夢のよう」最新作『天気の子』舞台あいさつ

森は、演じた陽菜のチョーカーをつけて登壇
 映画は、天候の調和が狂ってて行く時代に、運命に翻弄される少年と“祈る”ことで空を晴れにできる不思議な力を持つ少女が自らの行き方を「選択」するストーリー。

 主人公の帆高を演じた醍醐、ヒロインの陽菜を演じた森は、約2000人が参加したオーディションで役を射止めた。
 
「僕は今胸がすごくいっぱい」と、醍醐。「半年間、こんなに素晴らしいキャストの方、スタッフの方が携わっている作品のなかに主人公として身を置かせていただいて、役者として成長できた。何よりも人間としてステップアップできたんじゃないかなという作品。感謝でいっぱいです」

 森も「うれしい気持ちでいっぱいです。大変だったことも、すごく楽しかったこともありまして、その集大成がみなさんに届いて。私自身も『天気の子』が大好きなので、やっとみなさんと語り合える。いまからいろんな感想をお聞きたいし、たくさんお話できたらと思っています」

 吉柳は先輩の凪を演じた。「男の子の役を演じることは初めてではなかったので自然体で臨めた。ものすごく大人びていて、イケメンで、私の理想の男の子でもあったので演じていて楽しかった」と、振り返った。