フェザー級王者の村越優汰が武尊戦目指し階級アップ【K-1】

ベルトを返上した村越。右は中村プロデューサー
フェザー級王座は返上

 K-1 WORLD GPフェザー級王者の村越優汰が8月25日に大阪市内で会見し、スーパー・フェザー級への転向とフェザー級王座の返上を発表した。

 同席したK-1の中村拓己K-1プロデューサーが「前回の試合後に階級を上げたいという申し出があり受理。ベルト返上という形になった」と説明した。

 村越は2017年に「武尊との対戦」を掲げK-1に参戦。しかし直後に武尊がスーパー・フェザー級に階級を上げたことから対戦の機会を得られずにいた。

 村越は会見で「僕はK-1に来るときに最初から武尊選手とやりたいと行ってきた。武尊選手と対戦するために体もしっかり作ってきてだんだん大きくなってきたことから減量が大変になってきた。前回の6月は58.5kgでやらせてもらったがそれでも減量が大変なので60kgに階級を上げて、60kgの頂点を目指したいと思った。体が大きくなって、今の状態だと60kgのほうがいいパフォーマンスができると思う」などと階級アップの経緯を語った。

 今後については「不安はない。自信しかない」とし、「誰とやりたいとかはなく、武尊選手とやりたい。そこを目標に用意された相手を倒していく。(武尊と)いつ組まれてもいいようにしっかり準備をしていくだけ」と武尊戦への強い思いを語った。