青木真也が約5か月ぶりの復帰戦で秒殺一本勝ち【10・13 ONE】

勝利した青木はすぐにケージを飛び出し、花道の最上部に腰を下ろすと、どうだとばかりの表情を見せた(撮影・小林郁人)

試合後は恒例の「家庭壊して、好きなことやって、どうだお前らうらやましいだろう」


 試合後のケージ内でのインタビューでは「貸して、お願い」とマイクを受け取ると「36歳になって、家庭壊して、好きなことやって、どうだお前らうらやましいだろう。とにかくいいものを作っていくために、クリエイティブのライバルたちに勝つために必死に生きていきます」とマイクアピール。そして「行きたかった、Ladyknows Fesというイベントに行けなかったから悔しい。お前ら俺に嫉妬しているだろうが!」と続けた。

 大会後の会見では次に戦いたい相手について問われると「どうなんだろう。なんでもやります、僕は。今回も前も、なんでもやるんで、早くやりたいです」と答えた。

 また今大会のテーマは「舐めんなよ。ジャパニーズMMA」だったのだが、改めて「ジャパニーズMMAにはいろんな解釈があると思うが、ストーリー、物語のある日本の格闘技をやっているのは、現状は僕だけ。ほかの人たちとは違うし、歴史の積み上げも違う。結果的に、僕がやっていることを、僕だけが、ジャパニーズMMAだと言えると思う」などと話した。
ONE Championship「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)
〈第2部〉
◆第11試合 メインイベント Light Heavyweight World Championship 5分×5R
○アウンラ・ンサン(王者/ミャンマー)(2R3分23秒、TKO)ブランドン・ベラ(挑戦者/米国) ●

◆第10試合 Mixed Martial Arts – Lightweight 5分×3R
○青木真也(日本)(1R54秒、ダースチョーク)ホノリオ・バナリオ(フィリピン) ●

◆第9試合 Bantamweight World Championship 5分×5R
○ビビアーノ・フェルナンデス(王者/ブラジル)(2Rスリーパーホールド)ケビン・ベリンゴン(挑戦者/フィリピン) ●

◆第8試合 Flyweight Muay Thai World Championship 3分×5R
○ロッタン・ジットムアンノン(王者/タイ)(判定2-1)ボルター・ゴンサルベス(挑戦者/ブラジル)●

◆第7試合 Featherweight Kickboxing World Grand Prix Championship Final 5分×3R
○ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)(判定3-0)サミー・サナ(フランス / アルジェリア)●

◆第6試合 Mixed Martial Arts – Heavyweight 5分×3R
●マウロ・チリリ(イタリア)(判定0-3)アルジャン・ブラー(インド)○

〈プレリム〉
◆第5試合 Mixed Martial Arts – Atomweight 5分×3R
〇山口芽生(日本)(判定3-0)ジェニー・ファン(台北) ●

◆第4試合 Mixed Martial Arts – Strawweight 5分×3R
○猿田洋祐(日本/和術慧舟會HEARTS)(2R59秒、TKO)北方大地(日本/パンクラス大阪稲垣組)●

◆第3試合 Mixed Martial Arts – Bantamweight 5分×3R
○佐藤将光(日本/FIGHT BASE)(2R4分13秒、TKO)ハファエル・シウバ(ブラジル)●

◆Mixed Martial Arts – Welterweight 5分×3R
●エルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル)(判定0-3)手塚裕之(日本/ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC)○

◆第1試合 Mixed Martial Arts – Lightweight 5分×3R
●松本光史(日本/フリー)(判定0-3)久米鷹介(日本/ALIVE)○
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