江川優生が3連続1RKOでトーナメントを制す【11・24 K-1】

バレラのボディーに江川の強烈なフックが炸裂(撮影・堀田真央人)

1回戦では初の国際戦を難なくクリア


 江川は1回戦でホルヘ・バレラと対戦。バレラは昨年行われた「第2代フェザー級王座決定トーナメント」では優勝候補と目されていた小澤海斗を破り準決勝に進出。優勝した村越優汰に敗れたものの、延長にもつれ込む接戦を演じた強豪。江川は今回が初の国際戦となる。

 しかし江川は1Rから積極的に前へ。左ハイをかわしたバレラが右ストレートを放つが、江川はひるまずコーナーに詰めてパンチを放っていく。バレラも打ち返し、打撃戦の予感が漂うが、江川が踏み込んで打ち込んだ左ボディーで状況は一変。効かされたバレラが下がったところで追いかけた江川はパンチの連打からコーナーを背にしたバレラに左ボディーがぐさり。ダウンしたバレラは右わき腹を押さえ悶絶。そのまま立ち上がれず1R1分49秒で江川がKO勝ちを収めた。