武尊がK’s FESTAで「みんなが望む試合ができたら一番いい」

武尊も城戸の「ドーピング検査導入」に同調した

2020年に「五輪に負けない格闘技の大会を!」自ら動く


 生中継の解説を務めた魔裟斗が「軽量級にいい選手が集まっているので、キャッチウェイト(契約体重)で最強を決めたら面白い」と武居由樹や江川優生といった選手たちとの階級を超えたトーナメントを提案したのだが、武尊は「面白いと思います。中国には階級がバラバラのトーナメントがありますよね」と興味を示した。

 また試合後のマイクで2020年に格闘技のオリンピックのような大会をやりたいと発言したことについては「僕が中学生くらいの時の格闘技は年末に“紅白を超えたい”というほどの力があった。その状況に戻したいし、超えたいとずっと言っている。来年、オリンピックがあって、同じスポーツとして負けたくない気持ちがある。同じ年にオリンピックより盛り上がる格闘技の大会をやりたいとずっと思っていて、いろいろな人とそれに向けた話もしてきた。まだ形になってないですけれど、そういう大会ができたらなと思うし、やるなら日本で一番大きい会場でやりたいと思う。世界中の人に見てもらえるようにテレビだけじゃなくて、世界に配信されるような大会にしたい」などと壮大なプランを明かし、それについて自ら動いていることを明かした。

 そして来年3月のビッグマッチ「K’s FESTA」については「みんなが望む試合がそこでできたら一番いいと思います」と話した。

 また前日に城戸康裕が突如「ドーピング検査」の実施を提言したのだが、その時に「武尊とも話している」と発言。これについては武尊も「格闘技もスポーツとして確立させたいし、野球、サッカー、バスケットボールといったスポーツと同じように世界で扱われるスポーツにしたい。そのためには規則とかいろいろなものを統一しなければいけない。まずその中で一番最初にやらなければいけないのはドーピング検査だと思う。実際に戦って見ておかしいなと思う選手はけっこういるので、しっかり検査とかもやって行けたらいいなと思う」と同調した。
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