出場直訴の山崎秀晃の相手が堀井翼に決定【1・25 Krush】

山崎のコメント中にヘリウムガスを吸引する堀井だったが…

山崎が改めて「Krush」への思いを語る


 冒頭、堀井は「“股間王”の堀井です。この試合は死んでもかまわないし、殺しに行く勢いでいかないと勝てないから、殺しに行く勢いで向かっていく」と悲壮な決意を語った。

 山崎は「今回、こうやってKrushのロゴが戻ってくるということで、参戦を表明させていただいて、対戦相手も募集という形になったが、一番最初に名乗りを上げてくれた堀井選手に決定したということで、本当に男気のある選手だと思う。殺すか殺されるかと言っているが、確実に殺しに行きます。公開処刑します」と堀井の気迫を真正面から受け止めた。

 その後の質疑応答で山崎は今回の志願の出場について改めて「最近はK-1 KRUSH FIGHTという名称になって、少し寂しい気持ちもあった。でも興行としては成り立っていて、そこから若い選手がK-1に上がってきていたが、K-1 KRUSH FIGHTがK-1の下部組織という位置づけが、僕がやってきたKrushの時とは違う形になっていた。Krushの時は後楽園じゃないと生み出せないようなものがあったし、あそこでしか聞けないような地鳴りのような歓声もあった。またそういうものを体感したいと思った。新年一発目だし、表記が戻るということで、ここは俺を出させてくれという気持ちだった」などと語った。そして堀井について「正直僕は、(K-1の)タイトルに向けてトレーニングしていた。戦績という意味では僕の独壇場にしなければいけない相手。勝ち方でアピールすることがが重要。“こいつにはかなわない”というような勝ち方でクールに倒したい」と話した。