出場直訴の山崎秀晃の相手が堀井翼に決定【1・25 Krush】

約1年ぶりの再戦が決まった川﨑(左)と東本

川﨑と東本が1年ぶりの再戦


 ライト級戦では川﨑真一朗と東本央貴が対戦する。

 このカードは昨年12月の大阪大会の再戦となる。その時は延長にもつれ込んだものの、川﨑が判定勝ちを収めている。

 その後、川﨑は2連勝。前戦は大阪大会で篠原悠人に敗れたものの、最初にダウンを奪うなど激闘を展開。一気に評価を高めた。

 対する東本は川崎に敗れて以降、2019年は3連敗。前回は東本が赤コーナーだったが、今回は川﨑が赤コーナー。1年で立場が逆転した。

 会見で東本は「絶対嫌だったと思うが試合を受けてくれたことは感謝している。前に負けたときは絶対にすぐにやり返したいという気持ちがあったので、試合が決まったときはうれしかった」などと話した。

 対する川﨑は「前回の勝ちがたまたまだったと言われないようにしっかり仕上げていきたい。正直、最初この話を聞いた時は戸惑いました。できれば違う選手とやりたかったという思いはあります」と複雑な心境を明かした。

 しかしそんな中でも「試合を受けるとなったからにはプロとして最高のパフォーマンスを見せたいという気持ちだけ。そこで気持ちが下がったりいいパフォーマンスを出せないということはない」としっかり切り替えはできているよう。

 また東本は「強かったが、自分はいつでもどんな相手でも逆転できる攻撃は持っていると思う。そこは誰にも負けない」と話し、現在4連敗という状況については「負けていることは確かだが、勝つときもあれば負けることもあるという感じで気楽に考えないと、落ち込んでマイナス思考のまま進んでいったら、いつまでたっても変わらないと思うので、特に気にはしていない」などと前向きな姿勢を見せた。

 一方、この日の川﨑は終始硬い表情を崩さず、最後に「8月の試合に負けてから悩んだこともあったが、この試合で“川﨑は変わったな、またK-1の舞台で使いたいな”と思われるように戦っていきたい」と今回の試合に向けてのテーマを語った。
1年ぶりの復帰戦となる松下大紀は2階級上げてスーパー・ウェルター級で出場
「Krush.110」(2020年1月25日、東京・後楽園ホール)
〈12月20日発表のカード〉
◆Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)山崎秀晃vs堀井翼(ネクサスジム)

◆Krushライト級/3分3R・延長1R
(月心会ラスカルジム)川﨑真一朗vs東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)松下大紀vs EITO(HALEO TOP TEAM)

◆Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)佐野純平vs竜樹(WSRフェアテックス九州)

◆Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
(Ωmega)桑田裕太vs希山泰樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

〈既報済みカード〉
◆Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)ゴンナパー・ウィラサクレックvs横山巧(挑戦者/日本/リーブルロア)
※王者・ゴンナパーは2度目の防衛戦※

◆Krushライト級/3分3R・延長1R
(K-1 GYM横浜infinity)里見柚己vs金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)

◆Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)三輪裕樹vs川口拓真(K-1ジム総本部チームペガサス)

◆Krushスーパー・フェザー級/3分3R
(優弥道場)目黒翔大vs鈴木一晴(キックボクシングアカデミーROOTS)

◆Krushスーパー・バンタム級/3分3R
(K-1ジム五反田チームキングス)片岡祐嘉vs“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
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