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神保克哉がオープンフィンガー戦で夜叉猿にKO勝ち。「グローブじゃ興奮しなくなっちゃって」と次はベアナックル戦を希望【Krush】

2025.06.28 Vol.Web Original

 K-1 GROUPのKrushが「Krush.177」(6月27日、東京・後楽園ホール)で同グループでは初となるオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチを6試合行った。

 メインイベントではミドル級戦で神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)と夜叉猿(力道場静岡)が対戦し神保が3RでKO勝ちを収めた。

 神保は昨年6月に行われた「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」決勝戦でブハリ亜輝留に判定負けを喫して以来の再起戦。事前のインタビューなどでは「OFGはベアナックルに向けての通過点」などと語っている。

 夜叉猿は5月に行われたKrush大阪大会で戦熊にKO勝ちを収め、その勢いを駆ってKrushの「ミドル級の顔」ともいえる神保に挑む一戦となった。

悠斗がオープンフィンガーグローブ戦で心直からダウンを奪っての判定勝ち「心直選手は強かった」と敗者を称える【Krush】

2025.06.28 Vol.Web Original

 K-1 GROUPのKrushが「Krush.177」(6月27日、東京・後楽園ホール)で同グループでは初となるオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチを6試合行った。

 前Krushフライ級王者でボクシングでも日本ライトフライ級王座を獲得している悠斗(HUNGRY GYM)と元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の心直(REON Fighting Sports GYM)がバンタム級戦で対戦した。

 悠斗は2023年7月にK-1 JAPAN GROUPに初参戦。その試合で松葉斗哉を1R10秒でKOで下すと、次戦ではKrushフライ級タイトルマッチで挑戦者に抜擢され、王者・大鹿統毅を1R47秒でKOで下し王座を獲得した。しかし昨年1月に大夢にKO負けを喫し、王座から陥落。7月には安尾瑠輝にもKO負けを喫し、現在2連敗中。

“リアル春麗”木村萌那が左ストレートと顔面横蹴りで小澤聡子を血みどろTKO。「そろそろベルトに絡みたい」と宮田Pにアピール【Krush】

2025.06.27 Vol.Web Original

 2022年の女子ボクシング世界選手権に出場した木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)が「Krush.177」(6月27日、東京・後楽園ホール)で小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を相手にプロ3戦目に臨んだ。試合は木村が2RでレフェリーストップのTKO勝ちを収めた。

 木村は昨年11月のキックボクシングデビュー戦では荻原愛(ONESIDE KICKBOXING GYM)から左ストレートと右フックで2つのダウンを奪いKO勝ち。2戦目はスタイルを一変し空手時代の得意技だった横蹴り、サイドキックを多用する変則スタイルで元NJKFミネルヴァ ライトフライ級王者のYuka☆を圧倒し、判定勝ちを収めた。この試合の動画が公開されると足を下ろさずに蹴りを連打する動きが格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズに登場する春麗の必殺技「百裂脚」にそっくりと海外でも話題となり、大バズり。一気に注目を集まる存在となっている。

谷川聖哉が山口翔大を延長の末に判定で破り初の王座獲得。クルーザー級日本最強を証明【Krush】

2025.05.26 Vol.Web Original

「Krush.176」(5月25日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第3代Krushクルーザー級王座決定戦」で谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が山口翔大(GENESIS/TEAM3K)に延長の末、判定勝ちを収め、自身初の王座戴冠を果たした。

 谷川は空手で輝かしい実績を残し、2017年5月にプロデビュー。2020年3月にK-1のさいたまスーパーアリーナ大会に参戦以降、K-1グループのクルーザー級戦線で活躍。「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」(2021年)、「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」(2022年)では決勝に進出もともにマハムード・サッタリに敗れた。昨年3月にはミドル級に階級を下げ「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」に参戦も初戦でブハリ亜輝留に敗れ、次戦からクルーザー級に復帰した。

 これまでクルーザー級では日本人選手に10戦9勝1分も外国人ファイターには6戦6敗と歯が立たない状況が続いている。

4月から連戦の塚本拓真がヴィトー・トファネリのローで右足を破壊され無念のKO負け【Krush】

2025.05.26 Vol.Web Original

「Krush.176」(5月25日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで4月大会に続き連続参戦の塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がヴィトー・トファネリ(ブラジル/Brazilian Thai / 闘英館)と対戦した。試合はトファネリの奥足への左ローで右足を破壊された塚本がKO負けを喫した。

 塚本は昨年4月のゴンナパー・ウィラサクレック戦から不可思、佐々木大蔵と国内の団体で王座戴冠歴のある格上の選手たちとの対戦が続き、勝利こそ不可思からの1勝に終わるがゴンナパー、佐々木との対戦ではダウンを奪われながらも最後まで相手を苦しめた。そして今年の初戦となった4月の後楽園大会では岩﨑悠斗にKO勝ちを収め、着実に成長していることを証明した。

 その岩﨑戦後に「すぐに試合がしたい」とアピール。これを受け組まれたのがトファネリ戦だった。

白幡裕星が長野翔と延長にもつれる接戦の末、2-1の判定勝ち。黒川瑛斗へのリベンジに一歩前進【Krush】

2025.05.26 Vol.Web Original

「Krush.176」(5月25日、東京・後楽園ホール)で行われたバンタム級戦で白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)と長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が対戦し、延長にもつれ込む激闘の末、白幡が2-1で判定勝ちを収めた。

 白幡は昨年10月に行われた「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」決勝戦で黒川瑛斗と対戦し、判定負けを喫し王座戴冠はならず。再起戦となった今年1月の後楽園大会ではトーナメント準決勝で黒川に敗れた林佑哉と対戦。判定で退け黒川へのリベンジとK-1王座獲得へ向けて再スタートを切った。

 長野はその1月大会でKrushフライ級王者の大夢に挑戦の予定だったのだが、直前に「カポジ水痘様発疹症」を発症し欠場。今回はバンタム級に階級を上げての再起戦だった。

4月から連戦の塚本拓真「明日、会場に来る人はマジで俺の試合を見ていったほうがいい」と自信満々【Krush】

2025.05.24 Vol.Web Original

「Krush.176」(5月25日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月24日、都内で行われた。セミファイナルで対戦する塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は66.0kg、ヴィトー・トファネリ(ブラジル/Brazilian Thai / 闘英館)は65.8kgでクリア。試合は-66kg契約で行われる。

 塚本は昨年4月のゴンナパー・ウィラサクレック戦から不可思、佐々木大蔵と国内の団体で王座戴冠歴のある格上の選手たちとの対戦が続き、勝利こそ不可思からの1勝に終わるがゴンナパー、佐々木との対戦ではダウンを奪われながらも最後まで相手を苦しめた。そして今年の初戦となった4月の後楽園大会では岩﨑悠斗にKO勝ちを収め、着実な成長を証明した。

 トファネリは2020年11月のK-1福岡大会からK-1グループに参戦。ここまで7戦して2戦目の鈴木勇人からの勝利にとどまっているが、対戦相手は野杁正明、林健太、佐々木大蔵、稲垣柊ら王座獲得歴のある選手ばかり。塚本にとっては今後の飛躍に向けての試金石となる一戦だ。

 計量後の会見で塚本は「明日は僕の覚悟と殺気を見届けてください」、トファネリは「明日に向けて準備はちゃんと整って、みんなが納得するような素晴らしい試合をするので、よろしくお願い致します」と挨拶。

 塚本は「国際戦はゴンナパー選手とやったことがあるんですけど、今回2回目になるので向かい合ってみてどういう緊張感があるのかとか楽しみだなと思っています」と武者震い。

山口翔大の「こういう奴はベルトを獲ったらよその団体に行きよる」に谷川聖哉「彼は今、思春期みたいな感じ。触れたくもない」【Krush】

2025.05.24 Vol.Web Original

「Krush.176」(5月25日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月24日、都内で行われた。メインイベントで行われる「第3代Krushクルーザー級王座決定戦」で対戦する谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は89.8kg、山口翔大(GENESIS/TEAM3K)は89.6kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 谷川は空手で輝かしい実績を残し、2017年5月にプロデビュー。2020年3月にK-1のさいたまスーパーアリーナ大会に参戦以降、K-1グループのクルーザー級戦線で活躍。「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」(2021年)、「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」(2022年)では決勝に進出もともにマハムード・サッタリに敗戦。その後も日本人ファイターには強さを発揮するものの、海外勢には結果を残せない時期が続く。昨年3月にはミドル級に階級を下げ「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」に参戦も初戦でブハリ亜輝留にダウンを取られたうえでの判定負けを喫し、次戦からクルーザー級に復帰。クルーザー級ではRUI、実方宏介に勝利も、10月の「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」では韓国のクォン・ジャンウォンに敗れるなど、やはり海外勢には勝てず。今回は12月の実方戦以来の試合となる。

 山口は空手の白蓮会館の全日本大会で5度優勝。300超の流派、団体が加盟するJFKO全日本大会では2018年と2019年の重量級を連覇。2019年には新極真会の世界大会の日本代表にも選ばれている。2020年2月にプロデビュー。9月からK-1グループに参戦し4戦4勝(2KO)の戦績が認められ、昨年10月には「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」に出場するもエロール・ジマーマンにKO負け。しかし韓国のクォン・ジャンウォンが病気で欠場となったことから12月の本戦に復活出場。クラウディオ・イストラテに反則勝ちを収め、日本人唯一の準決勝進出を果たすもフェン・ルイに接戦の末、敗れた。今回はそれ以来の試合となる。

末松晄が紗依茄にKO勝ちし「今年中に松谷選手にリベンジして必ずK-1王者になる」【Krush】

2025.05.19 Vol.Web Original

「Krush.174 ~in OSAKA」(大阪府立体育会館・第2競技場=エディオンアリーナ大阪)で行われた女子アトム級戦で、今年2月に行われた「第3代K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント」で準優勝に輝いた末松晄(K.I.K team BLADE)が紗依茄(月心会チーム侍)を相手に再起戦に臨み、KO勝ちを収めた。

 末松は高校在学中にプロデビューを果たし、K-1グループには2023年4月の「Krush~RING OF VENUS~」で初参戦。そこから4戦3勝1分の星を残し、2月のトーナメントに抜擢されると準決勝でオーストラリアのWBC&MTLの3冠王者であるルシールをほぼ完封し決勝に進出。決勝では優勝した松谷綺と互角の攻防を展開し0-2で無念の判定負けとなった。

石田龍大が松本海翔から3度のダウンを奪ってKO防衛。K-1王者・寺田匠への挑戦をアピール【Krush】

2025.05.19 Vol.Web Original

 Krushの5年半ぶりとなる大阪大会が5月18日に行われた。今回は昼夜の2部制で行われ第1部の「Krush.174 ~in OSAKA」(大阪府立体育会館・第2競技場=エディオンアリーナ大阪)のメインイベントでは「Krushフェザー級タイトルマッチ」が行われ、王者・石田龍大(POWER OF DREAM)が松本海翔(TAD)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合は石田が2RでKO勝ちを収めた。

 石田は「K-1甲子園2019」の-60kg王者で2020年2月にプロデビュー。2戦目こそ髙橋直輝に判定負けを喫するも、以降6連勝で、昨年行われた「第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に参戦。準決勝で“狂拳”迅からKO勝ち。決勝は橋本雷汰と延長までもつれる試合を制して、同王座を獲得した。今年2月にはK-1代々木大会で永坂吏羅を接戦の末、判定で下しプロ戦績を11戦10勝(4KO)1敗とした。

小田尋久が初防衛に失敗。王者となったアビラルが引退を止めた周囲に感謝し「K-1王者に絶対になります」【Krush】

2025.05.19 Vol.Web Original

 Krushの5年半ぶりとなる大阪大会が5月18日に行われた。今回は昼夜の2部制で行われ第2部の「Krush.175 ~in OSAKA」(大阪府立体育会館・第2競技場=エディオンアリーナ大阪)のメインイベントでは「Krushスーパー・ウェルター級タイトルマッチ」が行われ、王者・小田尋久(TEAM3K)がアビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合はアビラルが計3度のダウンを奪いタオル投入によるKO勝ちを収め、王座を獲得した。

 小田はフルコンタクト空手出身で、キックボクシングは2021年11月にプロデビュー。K-1グループには2023年2月のKrushが初参戦で夜叉猿、山崎陽一を相手に2連勝し、昨年5月から始まった「第5代Krushスーパー・ウェルター級トーナメント」への出場を勝ち取る。準決勝では優勝候補と目されていた森田奈男樹をKOで破り、8月に行われた決勝では璃久を破って同級王座を獲得した。その勢いを駆ってK-1初参戦となった10月の大阪大会では「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」優勝者のストーヤン・コプリヴレンスキーと対戦し、ダウンを奪いあと一歩のところまで追いつめたが、延長で無念の判定負けを喫した。

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