光・バイアスロン 伊藤大輝【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
撮影/文章:森田直樹(2020年1月15日 冬季ユースオリンピック バイアスロン)
冬季ユースオリンピックがスイスのローザンで行われている。
14歳〜18歳の将来有望な選手たちが参加している大会だ。
この大会で活躍した選手たちが将来オリンピックでも活躍していくだろう。

オリンピックという名だけあり有名なカメラマンたちも撮影に来ている。
同じ現場で撮影できることはとても勉強になる。それぞれ違った視点で撮影している作品が多いからだ。

この日は本大会2回目のバイアスロンの撮影。

大会1回目の反省と、ほかのカメラマンたちの撮影作品をよく観察し頭の中でどこでどう撮影するか
シミュレーションし撮影に挑んだ。

カメラマンたちの動きを観察しながら撮影していく。
ただ、ほかのカメラマンたちと同じ写真を撮影しても意味がない。
私自身のオリジナリティがある作品を残さなければならない。

どういう作品が残せるか頭を働かせる。
その時気になったのが強烈な太陽の光だった。

ここまで強烈な太陽の光で撮影できることはなかなか無い。
これを生かそうと考えた。

外国人選手でどういう構図で撮影するか詰めていく。
そして、私の目当ての選手、伊藤選手が近づいてきた。
真逆光でほとんど選手の動きが見えない中ひたすらシャッターを切る。

狙い通りの構図、そして意図したよりも綺麗なハレーションが入った写真を撮影することができた。
ここまで光を生かした写真を撮影したのは私だけではないだろうか。

撮影後、ほかのカメラマンたちの作品を拝見する。
やはりかっこいい写真を残している。
そのカメラマンたちと競えるように今日も撮影に向かう。

■カメラマンプロフィル
撮影:森田直樹
1993年、奈良県生まれ。2014年、ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業後アフロに入社。
4年間のスタジオアシスタントを経て2018年よりアフロスポーツ所属。
スポーツ選手の心情を追い、選手たちの努力、成長や挫折、感動を写真で表現することを目指す。
スポーツ撮影を中心にポートレイトなどジャンルを問わず活動中。
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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