大岩の「当たれば倒れる」に王者レオナ・ぺタスが「当たらないから倒れない」【Krush.115】

自信にあふれたコメントのレオナ

大会2日前に温泉で出くわし…


 大岩が「ずっとベルトを見て頑張ってきた。それが明日叶うということで楽しみ。ちょっと前まではいろいろな不安もあったがそんな気持ちもトレーニングで調整できた。今は楽しみという気持ちだけ」「ベルトを必ず巻くという思いを試合が決まってからずっと持ってきた」などとベルトへの思いを語るとレオナは「ベルトには価値はないと思っている。ベルトに価値があるのではなく、チャンピオンになった選手に価値がある。ベルトはただのもの。証明というだけ。チャンピオンに居続けることに意味があると思っている」と返すなど静かに火花を散らす。

 2人はともに威力抜群のパンチで多くのダウンを奪い、KO勝ちを築いてきた。それでいて自らはここ最近ダウンすることはなく、ともにダウンを奪えるのかというところにも興味は集まるのだが、大岩が「初めてやるので相手のパンチは分からない。でも皆さん倒れているので、どれだけ硬いのか。実際にリングに立って、受けて感じたい。レオナ選手は倒れないとは思っていない。もらってないだけ。当たれば倒れる選手。自分は当たっても倒れない」と言えばレオナは「パワーはあると思うが、今までそういう選手とは何度もやってきたし、負けたこともあるから、自分がどう成長しているかという感じ。大岩選手は僕の拳を受けたことがないので、当たったら倒れると思う。僕はかわすことにすべてをかけているので、(大岩のパンチは)一発も当たらないと思う。だから僕は倒れません」と返した。

 また2人は試合の2日前となる昨日(19日)に温泉で出くわすという、かなりレアな出来事を体験。

 レオナが「そういうところから面白い、すごい試合になるんじゃないかという気がしている」と言えば、大岩は「東京にたくさん温泉があるなか、偶然会った。一緒にいた友達に“どちがでかい?”と聞いたら“ドロー”と言われた。明日はしっかり白黒つけて勝ちたい。後輩の選手が一番大きかった」とまさかの下ネタ返し。