大仁田厚が杉浦軍撃破も電流爆破での決着戦が浮上。27日の路上電流爆破デスマッチへのクロちゃん出場も要求【爆破甲子園】

 爆破甲子園実行委員会「STREET FIGHT CLUB」(8月25日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで“邪道”大仁田厚が昨年8月26日の「TAKAYAMANIA」以来、1年ぶりに“聖地”後楽園ホールに凱旋した。大仁田は宮本裕向、ロッキー川村と異色トリオを結成し、杉浦軍の杉浦貴、NOSAWA論外、カズ・ハヤシ組とストリートファイト・スクランブルバンクハウス6人タッグデスマッチで対戦し、勝利を収めたものの、試合後には、電流爆破デスマッチでの両軍の決着戦が急浮上。

 また27日にとしまえんで行われる路上電流爆破デスマッチへのクロちゃん(安田大サーカス)の出場も改めてアピールした。
勝利を収めた大仁田厚、宮本裕向、ロッキー川村の異色トリオ(左から)

大仁田「アバラが折れたみたい」


 大仁田は開始早々、NOSAWA、杉浦にイス攻撃を見舞い、机上パイルドライバーをNOSAWAに決めるなど攻め立てた。しかし、杉浦軍も黙ってはいない。立てた4つのイスの上に設置された有刺鉄線ボードの上に、杉浦がボディースラムで大仁田を投げ捨てる。さらに、杉浦、カズが有刺鉄線バットで大仁田に一撃を加える。

 しかし宮本と川村がイス盛りの上にブレーンバスターで杉浦を投げて反撃すると息を吹き返した大仁田は割れた机の破片で、NOSAWA、カズ、杉浦の脳天をぶっ叩き、NOSAWAにサンダーファイアー・パワーボムを繰り出すもカウントは2。大仁田は杉浦のイス、NOSAWAのギター攻撃を食らうもフォールは許さず。立てた机に杉浦を寝かせると、宮本がトップロープからダイビング・エルボーを投下。大仁田はイス攻撃から、2発目のサンダーファイアーをNOSAWAに見舞うも、またもやカウント2。大仁田は左のアバラ骨を傷めながらも、最後はイス攻撃4連発でNOSAWAから3カウントを奪った。

 マイクを持った大仁田は「練習量が足りなくて、アバラが折れたみたい。杉浦! 論外! カズ! オマエら今度はなんと言われようと、電流爆破のリングに上がれ!」と絶叫。
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