挑戦者の上から目線に王者・林健太カチン。「3年前の逆バージョンで仕留めたい」【K-1】

この日は笑い抜きだった林

今回は笑いは封印


 林は「たくさん練習してきたし、減量もしてきたが、いつもは減量がきつくて、減量が終わって少し気持ちが抜けてしまうが、今回は集中力が全く途切れずに研ぎ澄まされている感覚があるので、明日はばっちり戦えると思う」といつになく張りつめた雰囲気。

 林のこれまでの公開練習や会見では笑いを誘うような行動や言動が多かったのだが、今回のゴンナパー戦についてはそういう要素はほとんどなし。これについては「いつもはふざけて笑いが欲しいと思っている関西人ですけど、前回、朝久君に負けたということもあるし、タイトルマッチということもあるし、こんなところに笑いはいらんと思って真剣に取り組んできました」と語った。

 前回の敗戦については悪いイメージとして脳裏に焼き付いている可能性もあるのだが、これには「思い浮かぶというより、しっかりリアルに思い出して対策を立ててきたので、負けたときのマイナスのイメージがフラッシュバックしてきたということはない。しっかりと試合を冷静に思い出して、よりリアルに再現して対策をしてきた」とむしろプラスに転化しているよう。