朝倉未来が「とにかくKOに飢えている」と早期のKO決着を宣言【RIZIN.26】

弟の海(右)とのマススパーリングを披露

「負けたものは取り戻しに行かないといけない」


 そして「とにかくKOに飢えている。(相手は)絶妙なタイミングで打撃を出してくるとは思うが、取りあえず圧倒的に勝ちたいと思っている。相手のことはあまり意識していない。今回は自分が強いと思っている」と話し、弥益の組み技についても「組みもそんなに強いとは思わない。自分からテイクダウンに行くこともある。パウンドを練習しているんで、それで失神させるかもしれない」と全局面でのKOを狙う姿勢を見せた。

 未来が見据えるのは当然、斎藤へのリベンジ。これについては「勝ったら次の試合でやりたい。負けたら話にならないんで、今回の試合で圧倒的に勝って次の試合でやりたい」とし「王座よりリベンジがしたいという気持ち。タイトルマッチでなくてもいい」と斎藤とのリマッチを強くアピールした。

 斎藤戦の黒星は未来にとってはRIZINでは初めての負け。選手の多くは「2つ続けて負けられない」という意識を持つことが多いのだが、未来は「そういう意識はもちろんあるが。保守的にはなっていない。取り戻すという気持ちのほうが強い。負けることは考えていない。でも油断はしていない。練習もめちゃくちゃ追い込んでいるし、対策もしっかりしている」と語った。このポジティブな意識の持ちようについては「もともとじゃないですか。負けて、じゃあ試合をやらなかったらどうなるのという話だし。負けたものは取り戻しに行かないといけないので、やるしかない。やるなら勝つしかないので、さらなる練習をしているということ」と続けた。
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