斗麗がケガからの復帰戦で3つのダウンを奪い1RKO勝ち【Krush】

フィニッシュはこの飛びヒザ(撮影・蔦野裕)

最後は豪快な飛びヒザでフィニッシュ


 斗麗はゴングが鳴るや走り込み、飛びヒザ。この奇襲をさばいた稲津はミドル、そしてパンチで反撃し体勢を立て直すが、斗麗はスピードの速いパンチ、ロー、ハイキック、ヒザと多彩な攻撃で稲津を翻弄。パンチでプレッシャーをかけたところで左ヒザを稲津の顔面に打ち込み先制のダウンを奪う。

 立ち上がった稲津はパンチで前に出るが斗麗は左ストレートで2度目のダウンを奪う。

 稲津はまたも立ち上がり反撃を見せるが、斗麗は左右のハイ、バックスピンと一方的に攻め込むと最後は飛びヒザで3度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。

 斗麗が不在のトーナメントでは新美貴士(名古屋JKファクトリー)が優勝しベルトを巻いた。斗麗は昨年8月のK-1大阪大会で新美に判定勝ちを収めており、今後のKrushフェザー級戦線にどう関わってくるのか注目される。