東播磨の2市2町とサントリーが「ボトルtoボトルリサイクル事業」に関する協定を締結

~家庭で分別回収されたペットボトルを全てペットボトルに再生する仕組みとは~

 昨今、海洋プラスチックゴミ問題やごみ袋有料化など、さまざまな場面でプラスチック削減の動きが出ている。生活のなかにあふれるプラスチックだが、プラスチックの中でも、ペットボトルは唯一、家庭でも分別され、単一の素材で回収され、自らの行動でリサイクルに寄与できる優秀なリサイクル資源だ。

 回収されたペットボトルのうち、ペットボトルとしてリサイクルされるのは1~2割程度。大半は食品トレイなどにリサイクルされ、可燃ごみとして焼却されてしまいリサイクルの循環が途絶えてしまう。「水平リサイクル」とよ呼ばれる、ペットボトルからペットボトルへのリサイクルの仕組みを構築するため、東播磨の2市2町(兵庫県高砂市、兵庫県加古川市、兵庫県加古郡稲美町、兵庫県加古郡播磨町)とサントリー食品インターナショナルは、自治体によって回収されたペットボトルを100%、ペットボトルに再生し、同自治体に製品として還元する、複数自治体と連携するのは日本初の「ボトルtoボトルリサイクル事業」に関する協定締結を2月3日、高砂市内で行った。

 従来、家庭から分別回収されたペットボトルは「日本容器包装リサイクル協会」を経由し、入札により、引き取り業者を決定していたため、自治体は回収したペットボトルの再生用途を指定することができなかった。

 しかし今回協定により、東播磨の2市2町は回収したペットボトルを、指定した「ボトルtoボトル」リサイクルができる指定処理業者へ直接引き渡し、再生用途をペットボトルに限定することが可能となる。

 さらには、指定処理業者に再生されたペットボトルは地域内のサントリー高砂工場で使用し、製品となって、東播磨エリアをはじめとする西日本エリアに出荷される。
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