王者K-Jeeとカリミアンがタイトル戦でダイレクトリマッチ【3.28 K-1】

会見では終始強い言葉でK-Jeeを挑発したカリミアン

カリミアン「K-Jeeは自分が王者のように話さないでほしい」


 カリミアンは「今さらこの試合にかける自分の意気込みを話すことはないと思う。2018年に初来日してクルーザー級のトーナメントに参戦した時には、“イランから来たコイツは誰なんだ?”という印象を持たれていたと思うが、そのトーナメントで勝ち、そして3年間ベルトを守ってきた。今はそのベルトはK-Jee選手の元にあるが、取り返すために厳しいトレーニングをして、その結果を皆さんにお見せしたい」と王座奪還への意欲を見せた。

 K-Jeeは「防衛戦について、いくつかの対策は相手も立ててくると思うけれど、それを上回る引き出しと内容の濃い技術を持って当日は挑みたい」と話し、ダイレクトリマッチとなったことについては「今は相手を選ぶとかそんなに偉くもないし、自分は王者であってワンマッチはしたくない。試合をするなら全部タイトルマッチをやりたい。ANIMAL☆KOJI選手も愛鷹亮選手もベルトが欲しいと思う。俺はいつでもタイトルマッチをするので、みんなが追いかけてくれたらいい」といつ何時、誰の挑戦でも受ける姿勢を見せた。

 これに対しカリミアンは「K-Jee選手に言いたいのは、自分が王者のように話さないでほしいということ。K-Jee選手は王者じゃなくて、逃げ回って試合をしないようにしているようにしか見えない。3月の試合に向けて十分な練習をしているので、必ずK-Jee選手からベルトを奪いたいと思う」と挑発。そして前回の敗因については「試合については負けは負けなので言い訳をすることはない。ただ負けから学ぶことは必ずある。負けから学ぶことができなくなった時が本当の負けだと思っている。自分は決してあきらめない。K-Jee選手とは違って逃げ回ったりする人間ではないと思っている。その証拠をリングの上でファンの皆さんにお見せしたい」と挑発を続けた。