日菜太を破った海人が改めて「対世界」に自信。対戦アピールのRISE王者ベイノアには「興味ない」【REBELS】

ベイノアの対戦アピールを聞かされた海人は「興味はない(笑)」と華麗にスルー

「“シュートボクシング最強”ということを証明していきたい」


 この日はREBELSの会見に先駆け、RISEの一夜明け会見が行われ、そこでかつてSBのリングで対戦し勝利を収めた“ブラックパンサー”ベイノアが海人との対戦をアピールしたのだが、「正直に言わせてもらうと、興味はない(笑)。階級は違いますが一度やって勝っているので。機会があれば、いつかは70kgで当たることもあるのかなと思うので、その時はしっかり分からせたろかなと思っています」と眼中にはなし。


 海人はSBのエースでもあることから今後の防衛戦などのスケジュールも気になるところ。これについてはREBELSとKNOCK OUTの宮田充プロデューサーは「海人選手は試合前から“世界を目指す”ということを明言しているので、それを尊重したうえで、SBさんと相談させてもらいたいと思っている。あくまで彼はシュートボクサーなので、SBのリングが第一にあって、そのほかにKNOCK OUTがあって、海外のリングがあるかもしれないし、国内の他団体もあるかもしれない。決めるのはSBさんなので、いい関係を維持していきたい」と語った。


 また海人はこれまでSBで敗れた外国人選手の名を挙げ、リベンジマッチを熱望してきたのだが、KNOCK OUT王者となった今も「リベンジしたい相手は変わらない。その相手とは下の階級でやっていたので、リベンジさせてもらえるなら階級も下げるつもりでもいる」とその意識は変わらず。しかし「でも今は70kgで世界に行って、通用するか試したいという思いもある。今、70kgで強い外国人選手に勝てている日本人選手はいないと思う。唯一、自分はそういう存在になれると思っているし、自信がある」とやはり70kgで世界の強豪を相手に戦っていきたいというい思いがあるよう。対戦相手については「タイ人選手とヒジありでもやりたいし、キックボクシングルールの強い外国人選手がいればやりたい。いっぱいいすぎて。全員とやりたい」とあえて特定の選手は上げなかった。また「シュートボクシングで試合をするのが一番だが、そのほかに出場させてもらえる機会をもらえれば出て行って、“シュートボクシング最強”ということを証明していきたい」とも語った。