パラ競泳・中村智太郎の圧 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。



撮影/文章:長田洋平(2021年3月6日 日本パラ水泳選手権 男子 100m 平泳ぎ SB6)
中村智太郎選手のコースはカメラマンから見て1番手前だった。


ここまで間近で撮れることは中々ないし、前を遮る物は何も無い。これはチャンスと思い、プールサイドにベタ座りしてカメラアングルを下げた。この50センチが色んな気づきを与えてくれた。


中村選手は両腕欠損のパラスイマーだ。


種目は100m平泳ぎ。

両足のキックだけが推進力となる。


その力がめちゃくちゃ強いのか、ワンストロークがめちゃくちゃ長く伸びる。

しかも自分はカメラアングルが水面に近いものだから、いつ浮いてくるのか見えにくい。


水面に僅かに見える姿を注視しながら、浮き上がりを全力で狙う。


迫ってくる顔にも迫力がある。より近くで撮っていたことで今までにない圧を感じた。

結果は日本新記録。今年37歳になるベテランスイマーが記録を塗り替えていく姿はかっこいい。


■カメラマンプロフィル

撮影:長田洋平

1986年、東京出身。かに座。

早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。

2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。

最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。

今年の目標は英語習得とボルダリング5級。


★インスタグラム★

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アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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