ジャニーズWESTの神山智洋、初めてづくしの単独主演舞台に「燃えます」

 

 ジャニーズWESTの神山智洋が単独主演する『LUNGS(ラングス)』が10月から上演される。現代戯曲の最高傑作との呼び声も高い作品で、今回が日本初上演。

 主演の神山は、今作が初の単独主演で、二人芝居にも初挑戦。

「ここまで初めて尽くしを一気にやらせてもらえることは燃えますし、とてもありがたいことだなと感じています。二人芝居は未知数すぎて、ワクワクしている部分ももちろんありつつ、素舞台という絵変わりがないチャレンジングな作品なので、魅せるためには細かいとこまで詰めていかないとと思っていて、稽古期間中は追い詰められているかもしれないです(笑)。日本初演ということで参考にできるものがないのですが、今後どこかで上演されるときには今回がベースになることもあると思うので、僕たちなりの『LUNGS』を創り上げたいです」と、意気込む。

 ミニマムなスタイルの2人芝居で、そろそろ子供をもつべきなのかという若いカップルが直面する問いがきっかけとなって、リアルでシャープな言葉で、スピーディーに男女の会話が展開していく。

 演出の谷賢一は「戯曲を初めて読んだとき、手が震えました。こんなにすごい本があったのか!と。演劇は俳優の演技を通じて、観客が自分の想像力のキャンバスに絵を描いていく芸術です。演者と観客で共に描く絵画なのです。すべての演劇がそうですが、この『LUNGS』は俳優の身体を通じて時間も空間もすべて観客が描き、塗る。演劇の究極の形」といい、「主演の神山さんと手を取り合い、息を合わせ、同じ理想を共有し、日本の観客にこの素晴らしい作品を最高の形でお届けしたいと思います」と、話している。

 神山は「今の時代にリアルで身近なテーマを持つ作品です。演出の谷さんともう一人の出演者の方と三人四脚で、スタッフの皆さんにも支えてもらいながら一丸となって、皆さんに楽しんでもらえる、面白いものを創りたいと思います。僕自身初めて尽くしだからこそ、まずは楽しみながら、せりふの一言一言に想いをこめ、意味を持って伝えられるよう頑張ります! 」と、燃えている。

 東京・東京グローブ座で2021年10月から、大阪・サンケイホールブリーゼで11月より上演。  

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