今はディフェンスを撮る良いタイミングかもしれない 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:長田洋平(2021年6月5日 サッカー U24日本代表 国際親善試合 日本×ガーナ )

以前は日本代表のディフェンスシーンを撮る事はあまりなかった。
大抵のカメラマンは日本の攻撃や得点シーンを狙うため、ディフェンダーとは反対側にポジションを取る。それがセオリーだし、自分もそうしていた。しかし、現在の取材事情はコロナ前とは異なっている。試合中は事前に定められたポジションから動くことができず、前半も後半も同じ位置から撮影せざるをえない。昨年以降、これがサッカー取材のニューノーマルとなっている。勿論、歯痒い思いはある。
遠く反対側の陣地でゴールが決まってしまうことなどザラにあるし、ポジションも選べない。

だが、良いこともある。
それが今回の写真のようなディフェンスシーンを撮れるようになったことだ。これまでも撮りたいと思うことはあっても、ゴールシーンとディフェンスを天秤にかけた時にどうしても決断しきれなかった。
今回のU24日本代表対ガーナの一戦は6-0で日本が圧勝した。スコアからも分かる通り、終始日本のペースで試合は進み、攻撃陣は揃って得点を決める活躍を見せた。その一方でオーバーエージの3選手が先発フル出場し、若い選手達を後ろから支えた。
日本の守備陣は今やストロングポイントになりつつある。その日の主役が前の選手か後ろの選手か。ニューノーマルの取材体制が敷かれている今、その両方を撮れるチャンスが与えられている。

いや、むしろディフェンスを狙う良いタイミングなのではないか。
この試合では改めてそんなことを感じた。

 

■カメラマンプロフィル
撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。

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アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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