サッタリ・ウィラサクレックが2試合連続1RKO勝ちでクルーザー級王座獲得【Krush.127】

このサッタリの右フックでフィニッシュ(撮影・蔦野裕)

K-1王座にも照準

 サッタリは試合後のマイクで「これは私のキャリアの最後ではなくスタートだと思っています。これからもファンのみなさんに喜ばれる試合をして、K-1のベルトを獲りたいと思います」となおも高みを目指す決意を見せた。

 試合後の会見では「今日のベルトはスタートに過ぎない。ゴールはK-1のベルト。これからよりいっそう自分を追い込み、K-1のベルトを狙うにふさわしい選手になりたい。誰がK-1のベルトを持っていようとその相手と戦うつもり」と改めてK-1王座獲りを視野に入れた。現在のK-1クルーザー級王者はかつてウィラサクレック・フェアテックスジムに所属していた、同じイラン人のシナ・カリミアン(POWER OF DREAM)。さまざまな感情が交差する試合になりそうだ。