SASUKEが世界王座獲得も「この試合では修斗のチャンピオンがなめられる」【修斗】

悲願の世界王座獲得も笑顔はなし (撮影・堀田真央人)

試合内容に満足いかず神妙な表情

 SASUKEは試合後のマイクで「試合は勝ったが、やっぱり弱い自分が出た。口では強がっても、強敵相手に初めての5Rで少し慎重になりすぎた。自分は勝ちを拾って修斗のチャンピオンになったが、この試合では修斗のチャンピオンがなめられる。今日は反省。ゼロから出直します」と神妙な表情で挨拶。

 試合後の会見でも「タックルにいけばよかったかなと思う。MMAの試合ではなくただプレスをかけているだけの勝負になっちゃったかなと。パンチも当たっている時があったからいけばよかったが、一発を持っている選手ということは分かっていたし、5Rは長いので、1回効いたらリカバリーできるかなとか、マイナスのイメージが頭の中によぎるシーンもあって、必要以上に慎重になっていけなかった」などと試合を振り返った。

プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5」(7月25日、東京・後楽園ホール)

◆メインイベント/第8試合 世界フェザー級チャンピオン決定戦 5分5R
○SASUKE(同級1位・環太平洋王者/マスタージャパン東京)(判定2-0=48-47、47-47、48-47)工藤諒司(同級7位/TRIBE TOKYO MMA)●

◆セミファイナル/第7試合 女子世界スーパーアトム級次期挑戦者決定戦5分3R
〇SARAMI(同級2位/パンクラスイズム横浜)(2R2分48秒、TKO)中村未来(同級4位/マルスジム)●

◆第6試合 バンタム級5分2R
●論田愛空隆(心技館)(2R20秒、KO)中村倫也(EX FIGHT)○

◆第5試合 ライト級5分2R
●エドモンド金子(BRAVE)(判定0-3=18-20、18-20、18-20)岡澤弘太(佐山道場)○

◆第4試合 フェザー級5分2R
△仲山貴志(総合格闘技津田沼道場)(判定0-1=18-20、19-19、19-19)結城大樹(マスタージャパン福岡)△

◆第3試合 バンタム級5分2R
●齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM)(判定0-3=)18-20、18-20、17-20)野瀬翔平(マスタージャパン福岡)○

◆第2試合 フライ級5分2R
○山内 渉(FIGHT FAR ※デビュー戦)(2R4分35秒、三角絞め)植木“令和”新(シューティング宇留野道場)●

◆第1試合 トライアウトルール フェザー級3分2R
○村山大介(マスタージャパン東京)(判定3-0=20-18、20-17、20-17)スソン(クレイジービー)●
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