元Jリーガー水内猛さんらがサッカー、ラグビー、陸上を通じて子供たちに夢の大切さを伝える【夢の課外授業】

サッカーの指導はまずはボールに慣れることから(撮影・堀田真央人)

 開会式では水内さんが挨拶で「できるだけ距離を取って、大声を出さないで」と子供たちに注意を促した。一昨年まではまずは大きな声での挨拶からスタートしていたのだが、コロナ禍とあってはやむなし。早く大きな声で子供たちが挨拶できる日が来てほしいもの。

 まずは音楽に合わせてリズミカルにジャンプしながら体を動かす「スポーツリズムトレーニング」でウオーミングアップ。その後に低・中・高学年の3グループに分かれ、約30分ずつサッカー、タグラグビー、陸上の3種目を体験した。

 サッカーでは一人ひとりがボールを持って、ボールに慣れるところからスタート。さまざまな種類のボール遊びやドリブルでボール扱いに慣れたところで四方にゴールを置いたピッチで複数のボールを使ったゲームで締めくくった。

 陸上は秋本さんが「速く走るポイント」を指導。ケンケンをしながら走ることによって正しい姿勢を、競技場に置いてあるマーカーを持って走ることによって正しい腕の振り方を身に着けさせるといった独自のトレーニング方法を子供たちに伝授した。