寺山日葵が前日のぱんちゃん璃奈のラブコールに「今は愛三選手だけを見ている」【RISE GIRLS POWER】

ミット打ちでは威力のある右ストレートを放つ(©RISE)

「相手が誰であれ自分の戦い方を貫く」

 公開練習のミット打ちではワンツー・スリーまで打ち込んでからの右ミドル、右ローから右ミドル、右ヒザ、左右のミドル、左ローからのパンチのコンビネーションとさまざまなパターンの攻撃を見せ、合間には後ろ回し蹴り、終盤にはバックハンドブローも見せた。

 RISEでは7月大会より50kg以下の試合は4オンスのグローブが使用されるようになり、寺山にとって今回の試合は4オンスでの初試合となる。寺山は「カード発表の会見後から使い出しているので、1カ月ちょっと使っています。小さいし、今使っているのが子供用のサイズなので中も狭くて全体的に小さいなというイメージ。“これで殴り合うのか”と思ったら最初はぞっとしました(笑)。スパーリングは4オンスではできないので、相手を殴る感覚は試合で初めて味わうのかなって感じはしますけど、自分が打つ分には6オンスと4オンスでどう違うかはなんとなく練習で感じられてきました」という。

 それによる試合展開への影響については「小さくなるので今まで6オンスだったらガードできていたものができなくなるとか細かいことが変わるので、多少は影響はありますが大幅に変わることはないのかなと思います」とディフェンス面での違いは感じているよう。

 小林のイメージについては「ダイナマイトガールっていう名前が一時期ついていたじゃないですか。そのイメージそのものでファイトスタイルもバチバチしていて熱いものがあってそのイメージはずっとあります」と評し、試合については「相手が誰であれ自分の戦い方を貫くことに変わりはないですし、今回も自分らしさ全開で相手の光を潰せるように頑張っていきたい」話した。