那須川天心「あと2試合、キックボクシングに希望を持って試合をしていきたい」【RISE】

トーナメントを制覇した風音(右)と2ショット

 那須川はこの2試合については「相手もここまでくると相手どうこうではなくなってくると思うので、あと2試合、キックボクシングに希望を持って試合をしていきたい」と語った。この「希望」については「今のRISEは僕が出るとフォーカスされるが、他の選手はまだまだ成長段階にある。僕が出ている時に他の選手も活躍してもらえば、いろいろな選手も出てくると思うし。そこで話題を、自分を出すではないですが、そういった面で活躍してもらえば、RISEが僕がいなくなっても大丈夫なようになっていくんじゃないかという思いもある」と説明した。

 前日、プレリミナリーファイトに出場した弟の龍心が「3月はまだプロデビューしていないので無理だが、兄がキックボクシングに戻ってきたら戦いたい」と語ったことについては「そんなこと言ってたんですか、あいつ。家庭内というか、練習では必ず1Rに1ダウンはさせている(笑)。弟なんで負けたくないというところはあるかもしれませんが、僕は弟だからと甘くするとかは思っていない。どこまで伸びしろがあるか分からないですが、僕に勝つのは難しいんじゃないですかね。僕がボクシングをやっていたとしてもあいつは僕に勝てないですね」、そして「家族内でキックに戻ってきたらという話はしているのか?」と聞かれると「そういう話はしてないですね」と話した。

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