タイガー・クイーンが新必殺技開発? ジャガー横田が彩羽匠戦に投入予告【ストロングスタイルプロレス】

熱弁をふるう新間氏(左)とジャガー横田。後方はタイガー・クイーン

新間寿氏「愛と恋を併せ持ったレスラーになってもらいたい」

 この「想像を絶するもの」について「必殺技か?」と問われたジャガーは「そう思っていただければ。現在、タイガー・クイーンはそばで見ている私も心が痛くなるくらい努力している。その技はどういうものなのかはご期待していただければ」などと新たなる必殺技の存在をにおわせた。

 タイガー・クイーンはデビュー戦の山下りな戦では初代虎の動きを完璧に再現。2戦目の佐藤綾子戦ではぶっこ抜きジャーマン、コーナーから場外へのラ・ケブラーダといった初代虎を越えたといっても過言ではない動きを見せており、さらなる進化に期待が高まる。

 この日の会見に同席した佐山は「彼女は大変な努力家。2時間3時間という練習を何度も繰り返している。あの時(デビュー時)の自分を見ているようで、楽しみで仕方がない」と語った。また“過激な仕掛け人”新間寿氏は「恋というのは相手の気持ちも体もすべて欲しいという、奪い取りたいという思い。青春は恋から始まって、愛に変わる。愛とは自分が思う人にすべて与えたい。すべてをこの人に尽くしたいという思い。与えるということが愛であり、奪い取ってしまいたいというのが恋。プロレスは愛であり、格闘技は恋。愛と恋を併せ持ったレスラーというのはアントニオ猪木。愛を貫いたのはジャイアント馬場さん。初代タイガーマスクは愛を持ち、そして恋を持つレスラーだった。そのタイガーがジャガー横田と組んで、この人とならばと世に送り出してくれたのがタイガー・クイーン。私はこのタイガー・クイーンにプロレス界の愛だけでなく恋も併せ持つようなレスラーになってもらいたい。男子女子を越えた一つの存在として、愛と恋を併せ持つレスラーになってもらいたい」などと独特の言い回しでエールを送った。