KO-D無差別級王者・竹下幸之介が「D王」初戦で岡林裕二と時間切れドロー。「ノー黒星で、優勝まで一気にいきたい」【DDT】

第5試合では樋口がHARASHIMAに勝利

 また、BブロックのHARASHIMA対樋口和貞は、樋口がHARASHIMAの蒼魔刀連発に苦しみながらも、ぶちかましからブレーンクロー・スラムを決めて3カウントを奪い白星発進となった。樋口は「ここで散っても仕方ないくらいの気持ちで戦って、その上でHARASHIMAさんから3カウントを取った。これでまた一歩前進することができた。この先、何があるか分からないけど、獲るぞ」、HARASHIMAは「負けちゃいました。でも絶好調なんで。あと全部取ればいけるでしょう」と話した。

 なお、大会実行委員長の小橋建太氏は「どの試合もいい試合だった。D王がこれから本当によくなると思う試合ばっかりだった。メインはどちらも負けられない意地のぶつかり合いだった。遠藤(哲哉)君には泥臭くても勝てとアドバイスしたことがあるので、それを実践した。上野(勇希)選手、何か波乱を起こすとしたら彼かなと放送席で言ったら、本当に波乱が起きちゃって。HARASHIMA君は最近シングルで目立った活躍がなかったので頑張ってほしいと会見で言ったんだけど、それ以上の思いで樋口君が出場してるのが分かった。一人一人の思いが試合に出てて面白かった」と公式戦を振り返った。小橋氏は12月5日、東京・後楽園ホールでの優勝決定戦にも来場する。

DDTプロレス「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ in Ota-ku」(11月3日、東京・大田区総合体育館)
◆第一ダークマッチ 小嶋斗偉復帰戦 15分一本勝負
岡谷英樹&●石田有輝(7分32秒、エビ固め)小嶋斗偉○&高鹿佑也
※フルネルソン・バスター

◆第二ダークマッチ 15分一本勝負
○高尾蒼馬(5分58秒、公認エンドレスワルツ)バリヤンアッキ●

◆第三ダークマッチ KO-D8人タッグ選手権試合 30分一本勝負
〈王者組〉谷津嘉章&彰人&大和ヒロシ&●中村圭吾(12分37秒、合体輪廻転生~平田とヨシヒコのその先に~)大鷲透&アントーニオ本多&平田一喜○&ヨシヒコ〈挑戦者組〉
※チーム・オリンピアンが2度目の防衛に失敗、大鷲組が第6代王者組となる。

◆オープニングマッチ KO-D6人タッグ王座決定戦~ノーDQマッチ 時間無制限一本勝負
男色“ダンディ”ディーノ&○飯野“セクシー”雄貴&今成”ファンタスティック”夢人(11分25秒、体固め)高木三四郎●&青木真也&岡田佑介
※セクシーラリアット。フェロモンズが第44代王者組となる。

◆第二試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
赤井沙希&○高梨将弘(10分9秒、十字架固め)橋本千紘&納谷幸男●

◆第三試合 30分一本勝負
×佐々木大輔&MJポー(12分28秒、無効試合)ボディガー&吉村直巳×
※高尾の乱入、ボディガーと吉村の仲間割れで収拾つかず

◆第四試合 スペシャルハードコアタッグマッチ 30分一本勝負
○クリス・ブルックス&ドリュー・パーカー(13分0秒、エビ固め)勝俣瞬馬●&MAO
※ババレイ・ダッドリー・パワーボム

◆第五試合 Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●HARASHIMA〈1戦1敗0点〉(16分24秒、体固め)樋口和貞○〈1戦1勝2点〉
※ブレーンクロー・スラム

◆第六試合 Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○遠藤哲哉〈1戦1勝2点〉(16分34秒、エビ固め)火野裕士●〈1戦1敗0点〉

◆セミファイナル Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●秋山準〈1戦1敗0点〉(9分42秒、片エビ固め)上野勇希○〈1戦1勝2点〉
※WR

◆メインイベント Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
△竹下幸之介〈1戦1分1点〉(時間切れ引き分け)岡林裕二△〈1戦1分1点〉
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