関ジャニ丸山隆平がドラァグクイーン! 来年2月に『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』

「いつか演じることができたらと、思っていた」と丸山隆平

 関ジャニ∞の丸山隆平主演で、ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が来年2月から上演されることが決まった。東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIでの公演を皮切りに全国5都市で上演。丸山ヘドウィグのロックが日本を揺らす!

 1997年にジョン・キャメロン・ミッチェル作・主演でオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の日本版。少年ハンセルが性別を超えたロックシンガー、ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨、ヘドウィグは楽曲に乗せてこれまでの生い立ちと現在の心情を吐き出し……。

 丸山は本作で初めてのミュージカルに挑戦。「僕にとって新しい愛の起源とカタチを提示してくれた、厳しくも温かい大好きな作品です。いつか演じることができたらと、思っていたことが叶うに至り、言葉に表せない喜びと、怖さが同時に押し寄せてきました」とコメント。また、同時に公開されたビジュアルについては「撮影前はとても不安でしたが、皆様にヘドウィグを彩っていただけたおかげで、堂々と一瞬で入り込むことができました。この感触をヒントにさらにヘドウィグの世界にdiveしたいです」と話す。

バンドメンバーでのオファーだと思っていたという、さとう。「ゲスの極み乙女。」ではドラマーも

 恋人でありバンドメンバーとしてヘドウィグを陰ながら見守るイツハクを演じる、さとうほなみはこの作品はとても魅力的で、イツハクという複雑だけど人間味のあふれる人物で出演させていただけること、心よりうれしく思います」。ビジュアルの撮影ではライブを模して撮影したといい、「胸が高鳴り、私自身本番がとても楽しみになりました。ヘドウィグの人生と、イツハクとの関係。切なく儚く美しい。そんな物語をイツハクとしてパワフルにお届けできればと思いますとコメントしている。

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は日本では、2004年、05年に三上博史で初演。その後、山本耕史、森山未來、浦井健治が演じている。17年にはミッチェル本人による「SPECIAL SHOW」が開催されている。今回は、ミッチェル自らが舞台版の演出を初めて手掛ける。さらに山本版ヘドウィグの演出を手掛けた鈴木勝秀が脚本とアドバイザーを務める。

 東京公演は2月3~13日までEX THEATER ROPPONGI。その後、大阪、福岡、名古屋を巡り、東京凱旋公演が行われる。