前年覇者・秋山準が「D王」3戦目でようやく初白星。Aブロックは遠藤哲哉、火野裕士が首位に並ぶ【DDT】

吉村の強烈な払い腰

元ノーチラス対決は吉村が上野を破る

 さらに、セミファイナルで行われた上野vs吉村の元ノーチラス対決は、パワーでまさる吉村が払い腰、ラリアットなどで猛攻。上野もハーフネルソン・スープレックス、ドロップキックなどで応戦するも、吉村が高角度の投げ捨てパワーボムで仕留め初勝利を挙げた。

 吉村は「俺自身はまだまだ行けるぞってところ見せられたと思います。ノーチラスを組んでたときから、その前から、結果としては俺のほうが残してたかもしれないけど、全部上野さんが持っていったんで。でもシングルでは無敗。(次、京都で秋山戦だが?)これで負けたら終わる。勝てばつながると思うんで頑張ります」とコメント。

 この結果、Aブロックは遠藤と火野が勝ち点4で首位に並び、上野、ボディガー、秋山、吉村の4選手が勝ち点2で追う形になった。

DDTプロレス「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ in Shinjuku」(11月10日、東京・新宿FACE)
◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈王者〉●彰人(19時12分、横入り式エビ固め)岡谷英樹○〈挑戦者〉
※彰人が防衛に失敗、岡谷が第1520代王者となる。

◆オープニングマッチ ノータッチルール 30分一本勝負
大鷲透&○平田一喜&アントーニオ本多(7分34秒、奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)彰人&赤井沙希&岡谷英樹●
※岡谷がアイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、平田が第1521代王者となる。

◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈王者〉●平田一喜(19時15分、横入り式エビ固め)大鷲透○〈挑戦者〉
※平田が防衛に失敗、大鷲が第1522代王者となる。

◆第二試合 30分一本勝負
佐々木大輔&○MJポー(5分50秒、体固め)小嶋斗偉&石田有輝●
※デスバレーボム

◆第三試合 Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○竹下幸之介〈3戦2勝1分5点〉(15分7秒、Plus Ultra)MAO●〈3戦1勝2敗2点〉

◆第四試合 Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●クリス・ブルックス〈3戦1勝2敗2点〉(13分16秒、片エビ固め)岡林裕二○〈3戦2勝1分5点〉
※ゴーレム・スプラッシュ

◆第五試合 Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○火野裕士〈3戦2勝1敗4点〉>(15分6秒、体固め)ボディガー●〈2戦1勝1敗2点〉
※Fuckin’BOMB

◆セミファイナル Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●上野勇希〈2戦1勝1敗2点〉(13分51秒、体固め)吉村直巳○〈3戦1勝2敗2点〉
※投げ捨てパワーボム

◆メインイベント Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○秋山準〈3戦1勝2敗2点〉(18分28秒、首固め)遠藤哲哉●〈3戦2勝1敗4点〉
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