『ねらわれた学園』薬師丸ひろ子『時かけ』原田知世と共演、高柳良一「こいつだったら安心と…」

 テアトル新宿にて3日、〈角川映画祭〉『時をかける少女』公開記念トークイベントが行われ、深町一夫役の高柳良一と映画評論家で映画監督の樋口尚文が登壇した。

〈角川映画祭〉『時をかける少女』公開記念トークイベントに登壇した高柳良一

『時をかける少女』上映後の興奮冷めやらぬ中で登場した高柳は、大学卒業とともに芸能界を引退し、現在はニッポン放送の総務部長を務めている。俳優としての魅力を「男性の目から見てもファンタジーの対象」と樋口が語ると、高柳も「『(原田)知世ちゃんや(薬師丸)ひろ子ちゃんの相手役なのに恨まれない』と角川春樹事務所の人に言われた。男性ファンに『こいつだったら安心』と思われていたのかも」と明かす。

『ねらわれた学園』で薬師丸ひろ子の相手役として俳優デビュー。オーディションに応募したきっかけを「賞金100万円だったので、懸賞に応募するようなつもり」といい、「高校2年の修学旅行が終わったタイミング。当時はフィルムカメラだったので、あと2~3枚撮らないと現像に出せないぞという時に、近くの駐車場に三脚を立てて応募用の写真を撮った。修学旅行で36枚撮り切っていれば今、ここにいなかったかもしれない」と意外なエピソードを披露した。

 見事、1万7866人の応募者の中から選ばれた高柳は、薬師丸の印象を「あの時点で輝くスターというポジションの方ですし、周りにものすごく気を遣う。僕は相手役だったので“女優さんだな”という感じ」と語り、『野性の証明』から4本目の出演作だったが「露出が少ないからこそ輝いていたんじゃないでしょうか」と分析した。

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