実家訪問から考える、私たちの結婚観「バチェラー4」〈アラサー女子のバチェラー語り3〉第7話〜第8話を考察

予想をはるかに上回る豪邸住まいだった秋倉さん…

Aさん「お宅訪問回を見ているといつも思うんだけど、やっぱり豪邸に住んでる子多いよね……両親も若い頃は綺麗だったんだろうなあっていうのが分かるし」

Bさん「豪邸を見ると、急にその女性を見る目が変わっちゃうな。ああ、こんな家で育ったんだからお育ちがいいんだろうなとか、芯があるんだろうなとか……。今は昔ほど義実家と深く関わらない人も多いと思うけど、でもやっぱり、家族の印象が悪いと、相手との結婚に不安を感じるって人も多いと思うし。結婚には大切よね、家族の印象」

ミクニ「結婚直前に家族のダメ押しって、男性の背中をすごい押すと思うしね」

Aさん「話逸れるけど、結婚を焦り始めると、外見を妥協する人って多いと思うんだけど。私は逆に今、やっぱりイケメンと結婚したい!って思っちゃったな。美男美女家族、やっぱりちょっと憧れちゃう」

Bさん「実際結婚して思うけど、外見はけっこう大切よ!もちろん中身も大事だけど、毎日一緒にいると、見た目がタイプじゃないと相手に興味がなくなっていくと思う」

 美女はやはり両親も美人……ということで、自身の結婚観があらぬ方向に正されたアラサーたちだった。

 

波乱からアラサーがたどり着いた「恋愛の真理」…?

 

 平和に地元周りを行っていくだけに思えた第7話だが、最後にとある波乱が待ち受けていた。お宅訪問の最後に、鍼灸師・藤原さんが黃氏にある告白をする。それは「忘れられない恋がある」という内容だった。実家を訪問までしたあとのタイミングで、さすがの黃氏も放心状態に見えたが……。

やっぱり美しい藤原さん。控えめだからこそ、バチェラーの心をかき乱す

Aさん「私は偉いと思うな。スタジオメンバーもコメントしてたけど、言わずに隠すこともできたわけだし」

Bさん「ただ、黄さんに申し訳ないと思う以前に、両親に申し訳ないとは思わないのかなと思った。番組の方針だから仕方ないけど、普通迷いがあるうちに両親紹介しないじゃん。なら、実家訪問よりは前の段階で打ち明けるべきでしょ」

ミクニ「でも、そこまで言われても藤原さんを好きな気持ちは変わらないっていう黃さんの

意思の強さもすごいよね」

Aさん「これが、外見の好みって重要!っていう話なんじゃない?だって他の2人と比べると、藤原さんって全然黃さんに自己開示してないから、性格そのものというよりはミステリアスさとか外見に惹かれてるんでしょ」

Bさん「そうそう。そういうフィーリングって変わらないのよ。性格は仲良くなってみたら思ったのと違う……ってなるけど、顔は変わんないからね」

第5話でキスをした時も、藤原さんは他の女性メンバーと比べて謎の流れだった。まだ早いかも、と少し黃氏を止めようか迷う藤原さんと、何がなんだか分からず、焦ってキスしてしまう黃氏。

ミクニ「たしかに見た目がタイプなのって、急激に相手に興味持ちやすいよね。人間としても、そっちの方が本能的なわけだし」

Bさん「だから、他のメンバーみたいな愛を確かめる前から、藤原さんは半ば強引にキス奪っちゃってるわけだしね(笑)。でもまあ見た目は重要だけど、何考えてるかわからないこと自体は長く続くとストレスだから、藤原さんとは上手くいかないんじゃないかと思うけど」

Aさん「他の2人は、女性の方が黃さんのことを追いかけるような構図になってるもんね」

追われる恋愛と追う恋愛は、果たしてどちらの方が幸せか……という論議も白熱した。が、最後は結局「顔は、自分が気になるなら妥協しない方が幸せ」というところで、アラサーの意見がまとまった。