竹下幸之介が岡林裕二との死闘を制しKO-D無差別級王座を死守。「次は僕が大日本に行ってもいいんで、また試合しましょう!」【DDT】

立会人を務めた小橋建太氏(左)と竹下

 同王座戦の立会人を務めた小橋建太氏は「(11・3)大田区で最初に当たって、30分時間切れ引き分けだった試合も、見応えがあったんですけど。今日の試合はお互いにもっとぶつかり合いが激しくなって、体力も知力も尽した試合になったと思います。次の試合を見るのが楽しみになった。(竹下は)まだまだ伸びますよ。彼の向上心とヤル気。トレーニングが好きで、プロレスラーとしてもっと上にいきたい、頂点を極めたいという思いが重なっていい状態だと思います。(ジャンピング・ニーは)特に2発目はいいかな。攻撃を受けてて一発で相手の攻撃を止めてしまえる威力がある。どんどん磨いていけば、もっと強烈な武器になっていく」と熱闘を振り返った。

 また、高木三四郎社長は「すべてのいろんなものが合わさって、パッケージとしては今年最高の興行として締められたんじゃないかと思います。特にメインはファンの時代に戻ったかのように声が出るくらい、すごい攻防でした。今のDDTを引っ張ってるのは間違いなく竹下幸之介とサウナカミーナ。そして、今日お披露目になりましたけど、新生バーニング。遠藤哲哉とか秋山選手とか、そういう人たちが引っ張ってるんだと改めて思いました。そういう意味では、この戦いをもっと熱いものにして、来年25周年なので、いい25周年のスタートを切りたいと思ってます。集客も1100人を超えたということで、コロナ禍で正直厳しい戦いを余儀なくされていて、1000人を超えるのが一つの目安だったんで、今日それを達成することができてよかったです。(3・20)両国はもっと3000人を超えるくらいまで頑張りたいと思ってます」と総括した。

DDTプロレス「NEVER MIND 2021 in Yoyogi」(12月26日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)
◆第一ダークマッチ 15分一本勝負
大鷲透&○納谷幸男(6分17秒、体固め)アントーニオ本多&岡谷英樹●
※バックドロップ

◆第二ダークマッチ DDTeeeen!!スペシャルシングルマッチ 15分一本勝負
●イルシオン(9分8秒、エビ固め)ヴァンヴェール・ジャック○
※トラロック

◆第三ダークマッチ ハードコアマッチ 15分一本勝負
○高木三四郎(7分54秒、体固め)魔苦・怒鳴門●
※健太ッキーボム

◆オープニングマッチ 30分一本勝負
高尾蒼馬&○翔太(8分35秒、片エビ固め)彰人&石田有輝●
※フロッグスプラッシュ

◆第二試合 KO-D6人タッグ選手権試合~ノータッチルール 60分一本勝負
〈王者組〉男色“ダンディ”ディーノ&○飯野“セクシー”雄貴&今成”ファンタスティック”夢人(9分57秒、フェロトッツォ)青木真也&堀田祐美子&スーパー・ササダンゴ・マシン●〈挑戦者組〉
※第44代王者組2度目の防衛戦。

◆第三試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○近藤修司(9分40秒、片エビ固め)平田一喜●
※キングコング・ラリアット

◆第四試合 スペシャル6人タッグマッチ~坂口征夫復帰戦 30分一本勝負
●坂口征夫&樋口和貞&赤井沙希(20分38秒、体固め)鈴木みのる○&クリス・ブルックス&伊藤麻希
※ゴッチ式パイルドライバー

◆第五試合 BURNINGvsThe37KAMIINA! 30分一本勝負
○遠藤哲哉&秋山準&岡田佑介&高鹿佑也(16分30秒、片エビ固め)勝俣瞬馬&上野勇希&MAO&小嶋斗偉●
※シューティングスター・プレス

◆第六試合 DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○佐々木大輔(17分48秒、足極めクロス・フェースロック)高梨将弘●〈挑戦者〉
※第5代王者が3度目の防衛に成功。

◆セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉HARASHIMA&○吉村直巳(18分17秒、片エビ固め)火野裕士&ボディガー●〈挑戦者組〉
※ラリアット。第71代王者組が初防衛に成功。

◆メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○竹下幸之介(37分17秒、Plus Ultra)岡林裕二●〈挑戦者〉
※第77代王者が2度目の防衛に成功。
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