KO-D無差別級王者・竹下幸之介が新春初戦で青木真也を撃破。3・20両国国技館で遠藤哲哉とV3戦へ【DDT】

両国での対戦が決まった竹下(左)と遠藤

 バックステージで竹下は「延長戦になってから、青木真也もプロレスラーとして向き合ってきた。プロレスラーとしてギブアップが取れた。(遠藤とは)17年の両国、19年の大田区で両方とも僕が勝ってて。そのときより圧倒的に進化したと思ってる。竹下幸之介にしか進めない道を歩んできてると思ってるから、負ける要素はない。25周年の記念試合で自団体でやるとなったら、遠藤選手以外いないんじゃないですかね。防衛して恩返したい」と必勝を期した。

 遠藤は「挑戦表明するなら、ここしかないと思ってリングに立ちました。5年前の両国の20周年で竹下とタイトル戦をやって勝てなかった。この5年間、ダムネーション、バーニングをやってきて、ムダじゃなかったというのを3月20日に証明します。竹下から獲ることでプロレスラーとして完成するんじゃないかと思って。タイミングは今しかない」とベルト獲りを口にした。

 なお、年始大会を終えた高木三四郎社長は「メインはあの2人にしかできない試合だった。青木さんが言った“メジャーだよ”という言葉には重みを感じた。遠藤が出てきて“それしかないよな”って。25年の歴史のなかで、今のDDTは竹下、遠藤で回ってると思ってるんで。19年の大田区でやって以来ですけど、竹下も遠藤も、あの頃とは違うと思ってるし、この2人が25周年のメインを飾るのは、自分自身も見たいです」とコメントした。

DDTプロレス「DDT25周年開幕スペシャル!全席3000円興行!!」(1月3日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ KO-D10人タッグ選手権試合~ノータッチルール 15分一本勝負
〈王者組〉大鷲透&アントーニオ本多&○平田一喜&ヨシヒコ(10分23秒、飛び付き腕ひしぎ逆十字固め)高木三四郎&彰人&高尾蒼馬&伊橋剛太●&石田有輝〈挑戦者組〉
※第6代王者組が初防衛に成功。

◆第二試合 ノータッチルール 15分一本勝負
○男色“ダンディ”ディーノ&飯野“セクシー”雄貴&今成”ファンタスティック”夢人(11分33秒、漢固め)火野裕士&小嶋斗偉●&高鹿佑也
※セクシーインベーダーからの男色ドライバー

◆第三試合 スペシャルミックストタッグマッチ 15分一本勝負
●勝俣瞬馬&赤井沙希(11分0秒、オクラホマロール)高梨将弘○&雪妃真矢

◆第四試合 スペシャルシングルマッチ 15分一本勝負
○クリス・ブルックス(13分57秒、TKO勝ち)ポコたん●
※顔面へのダイビング・フットスタンプ→レフェリーストップ

◆第五試合 15分一本勝負
△佐々木大輔&MJポー(時間切れ引き分け)坂口征夫&上野勇希△

◆第六試合 15分一本勝負
○樋口和貞(12分2秒、TKO勝ち)岡谷英樹●
※拷問カナディアン・バックブリーカー→坂口のパーカー投入

◆セミファイナル 15分一本勝負
HARASHIMA&●MAO(13分52秒、片エビ固め)遠藤哲哉○&吉村直巳
※シューティングスター・プレス

◆メインイベント DDT25周年開幕記念スペシャルシングルマッチ 15分一本勝負
△竹下幸之介(時間切れ引き分け)青木真也△

◆延長戦 5分一本勝負
○竹下幸之介(2分16秒、キムラロック)青木真也●
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